2012年も4日になりました。今日も朝は雪

お正月って昔はすごく特別感があったけど、
最近は、コンビニをはじめとして、お店も普通にやってるし、
御節も好きなものだけ食べるって感じで、すごいスペシャル感がなくなったな~
TVもいろんなチャンネルがあるから、うちなんて普通に
ほとんど旦那愛用のゴルフチャンネル(笑)
しかし、ちょっとはお正月らしいことも

年賀状のやりとり
お雑煮

子供が帰ってくる(しかし、ほとんど友達との旧交を温めにでかける(笑)
栗きんとんとお汁粉を作る(甘さ攻撃だな)
元旦は旦那の実家にお年賀に行く
そして、一番のイベントは箱根駅伝を見る~~~

他の駅伝はいまいち関心ないのですが、箱根だけは好きなんだな~~
走っている選手も、走れなかったたくさんの選手たちも、スタッフの人たちも、
ドラマが毎年あるからかな。
そしてなんといっても、山登り、途中で挟まる今昔物語の映像も結構好きなのだ

そして、箱根駅伝を題材にした、三浦しをんさんの『風が強く吹いている』は傑作でいした。
今年初めて読んだ本が、くしくもしをんさんのエッセイ『本屋さんで待ちあわせ』でした


しをんさんのエッセイははじけていて、笑っちゃうようなのが多いのだけど、
これはとっても真面目に本のことを書いています。
しかし、彼女らしく、本に対する愛情がひしひしと感じられるもので、
普通の書評とはちょっと違って、とっても良かったです。
しかし、読んでない本が出てくると、片っ端から読みたくなってしまって、
アマゾンさんでどんどん注文してしまいそうになりました~~(笑)
そこは自重しましたが、危険な本だわ

そして、あとがきは、我が意を得たり!って感じで、
すごくすごく共感しました。
以下一部引用します。
子どものころは、「よく本を読んでえらいね」って言われたけど、
大人になったら、「ごくつぶし」扱いされる。
わかるわ~~、本読んでるとね、家事する暇ないのよ(笑)
本を読めば賢くなれるとか、立派な人になれるとかではないから、
読書が嫌いな人や読書以外の楽しみを知っている人には、無理に薦めることはないけど、
読書という手段があるこをを、いざという時のために胸にとどめておいてもいいと思う。
そうだね、本を読まなくてもやっていける人は読まなくても全然OKだけど、
いいこともあるよね。
本は、人間の記憶であり、記録であり、ここではないどこかは通じる道である。
特別な機械も作法も充電器も必要なしに、時間と空間を超えた異世界へ私たちも連れて行ってくれる。
もし、さみしくてたまらなかったり、だれかの助言がほしかったり、時間をつぶしたかったりするのに、
いい解決策をみつけられなかったら、読書という手段がるこをとおもいだいしてほしい、
本は、もとめるものの呼びかけに必ず応えてくれるだろう。
あ~~、しをんさん、ほんとにそうだね~~

私も人生のそこかしこで、本に助けられた。
それは、他人からみれば逃避かもしれないけど、副作用のない精神安定剤であり、
すごく簡単に開くことができる異世界への扉なんだよね。
とっても感動するものも、勉強になるものも、そして軽い読み物も、くだらないものも(笑)、みんなね

ああ、副作用はあるな

どんどん買っちゃうとお金がかかる。
家が本だらけになる。
呼ばれても返事しない、または生返事になる

本ばっかり読んでちゃいかんな~~と2,3年前に思って、
ブログ書く→ジャズボーカル習ってみる→夫婦でゴルフしてみる→
高橋大輔選手の普通のファンから大ファンになる(これは計画的ではなかったけど(笑)
→ネットでいろいろとやってみるようになる
→ジャスボーカル、フィギュア、フェイスブックなどでお友達が増える
→ネット率ますます高まる、おまけに応援に出かける(笑)
という感じになって、それはそれで充実してるけど、
昨年は本をあまり読まなかったな~~

この本を読んで、今年はもうちょっと本も読もうと思ったのでした

しかし、本読まなくても、どっちにしろ掃除はしませんでした(笑)
この漫画も新春に読みました

吉田秋生の『海街diary 5 群青』
相変わらず、とってもよかったです。
このシリーズはおすすめです

このブログも、今年はもうちょっとちゃんと書こうと思った新年でした
