今夜は雨がたくさん降っています。
これからしばらくは雨の予報。気温はあまり高くないけれど湿気がすごいので、不快指数回避のためにエアコンかけています。
さて、図書館ツアーの長い1日目。
ランチを食べまして休憩しまして、バスに乗って最初の図書館視察に向かいました。
サンフランシスコ公共図書館(パブリックライブラリー)
横の出入口の前には展示がありました。
1996年に新しく建てられた図書館は地下1階地上6階の大きなもの。
もともとは1879年からあったのですが、だんだんと規模が大きくなったそう。
この周辺にはシティーホールやオペラハウス、アジア博物館などがあるところで、中央の広場ではマーケットが開かれていました。
内部は解放的で近代的な作りになっています
中央の吹き抜け部分
この図書館の象徴である巻貝の形になっているそうな。
素敵なデザインでした。
図書館の説明はメインの方以外にそれぞれのコーナーで専門の方が丁寧にしてくださいました。
通訳をしてくださる丸善の現地スタッフの方がいたので心強い!
私と家人はなるほどと聞いてるだけでしたが、専門的なメンバーの方達は熱心に質問されていました。
この図書館には4つのセンターが置かれていて、これらはそれぞれの寄付によって作られ運営されているそうな
その中の一つLGBTQセンター
その他にはアフリカンアメリカンセンター、中国センター、フィリピンセンターがありました。
これらのセンター以外もサンフランシスコの図書館では多くの寄付が寄せられていて、それによって色々な活動をしているそう。
また、ティーンズセレクションではティーンのための読書の場所としてだけでなく、リラックスできるような場所や音響や映像を作れる場所などが作られていました
リラックススペース
見学させていただきましたが、通常はティーンズのセクションには大人は入ることができないようになっているそうです。
運営もスタッフ以外はボランティアのティーンによって行われているそうで、大人が入ると自由にできないからということらしい。
自由に使えるコンピューターもあるけれど、ゲームしてもいいの。
リラックススペースでは寝ててもいいの。
とにかくティーンの皆さんが図書館を読書や勉強だけでなく、自由に休んだり遊んだり創造したりするスペースとして使って欲しいっていうのがわかりました。
プロやアマによる製本の特集展示もありました。
このコーナーは私はとても興味があったのだけど、見るところが多すぎてほとんどスルーされてしまったので、私だけちょっと残ってお話を聞いたのだった。
私のやっているジャンクジャーナル も簡単な製本をしているので参考になるような、ユニークな製本などがあったので、もうちょっとゆっくり見たいコーナーでした。
素晴らしい公共図書館ですが、現在も住民税の1%を図書館に使うという議決が通っていて、それに対して住民の81%が賛成しているそうです。
図書館の役割というものが市民に周知されているんだなと思いました。
前述のセンターの運営も寄付がたくさん寄せられているし、入り口のところには市民が寄付した本を売って、それを図書館の資金にするというコーナーもあり、色々な形で市民からの寄付によっても図書館が成り立っているんだなと。
さて、バスでホテルまで行って、チェックイン。
結構ヨレヨレだったけれど、最初の晩なのでメンバー全員で夕食食べましょうということで、予約してくださっていたレストランへ
ホテルから歩いて行けるレトロな雰囲気の良いレストランでした
本日2回目のクラムチャウダー!
クラッカーを入れて食べる
スパイシーでクリーミーなクラムチャウダーで、昼に食べたものとは全然違う感じ。
クラムチャウダーも色々あるんだなと。
こちらも美味しくいただきましたが、結構これだけでお腹がいっぱいになってしまった。
レタスのシーザーサラダの後にシーフードパスタでしたが、もうお腹いっぱいであまり食べられなかったのが残念。
時差と疲れで胃腸の動きも悪くなっている感じがしたので、美味しくてもったいないけど無理せずにだいぶ残してしまいました。
メンバーの半数が同じ感じだったので、やっぱりみんな疲れたんだな〜と。
これできちんと食べていらっしゃる方は相当元気な方だと思ったのだった。
ホテルに帰る途中でお水やちょっとしたものを買って帰りましたが、サンフランシスコの夜は涼しいを通り越して寒いくらい。
これは明日から気をつけないといけないな〜と思いつつ、長い1日目が終わったのでした。