全米選手権男子
昨日のショートも劇的だったけれど、今日のフリーはもっと劇的❗️
最終グループの最初のヴィンセント(ジョウ)から渾身の滑り!
練習不足だったということでクワドの本数は抑えたけれども、ほとんどノーミスで滑りきって、さすがの集中力を見せました。
凄いわ〜〜!と感動。
そしたら、樋渡君もノーミス❗️
スケーティングの美しさとかはトップ選手にはまだ及ばないけれど、柔軟性、軽々と跳ぶジャンプ、リズム感などは素晴らしいから、これからさらに楽しみになってきました。
ここまでトップ樋渡君、残差でヴィンセント2位
そして、ネイサンはネイサン基準では完璧ではなかったけれど(着氷でちょっとよろっとした所があったり)、普通の基準では完璧でした(笑)
余りに軽々と跳ぶので、クワドなんだかトリプルなんだかおばさんの目にはわからないよ〜〜。今のどっちだったの?って感じ。でもだいたいクワド。。。
ネイサンはやっぱり本調子でなかったということだけれど、ジャンプの難易度落としたって事だけど、それでもこの演技ができるって、本当に凄い人だわ〜〜!
黄色い卵焼き衣装にも慣れた(変えてほしいけど)
ジャンプだけでなく、キレのあるステップは素晴らしいし、スケーティングも綺麗だし、音楽にもバッチリ合ってるし、こんなに完璧で大丈夫?なんて思っちゃうほどだけど、本人は淡々としてるところも好きだな〜〜
という事で、もちろんネイサンは1位。
最終滑走のジェイソン(ブラウン)はどうかしら?
とジェイソンが好きな私は本当にドキドキして見ていました。
今季はあまりジャンプの調子が上がらなかったから。
ジェイソンはクワドを持っていないので、全てのジャンプをクリーンに降りないと点数が出ないという宿命があるのよね。
そんな私の心配は杞憂に終わり、ジェイソン素晴らしかった‼️
トライしたクワドトーループは回転不足だったけれど、それ以外のジャンプは全て加点のもらえる綺麗なジャンプ。
得意のスピン、ステップはもちろん高評価。
何よりジェイソンの「シンドラーのリスト」の世界を描いて見せてくれました。
これまでのジェイソンのシンドラーはあまり心に響いてこなかったけれど、今回はガンガン響いてきて、涙が出ました。
本当にすごかった❗️ 泣きました。
パーソナルベストの点で2位❗️
フィギュアはジャンプだけでないって事を体現してくれました。
クワドを軽々と跳んで、それだけでなく一つのプログラムとして見せるネイサンと、クワドは成功しなくても素晴らしい滑りでプログラムを見せるジェイソンが1位、2位って素晴らしい大会でした。
そして、3位の樋渡君、4位のヴィンセントも素晴らしかった!
こんなに高レベルの全米選手権てかつて無かったんじゃないかしらと思います。
朝から、感動の涙を流したので、今日は幸せな気持ちで1日を過ごせました。
世界選手権はネイサン、ジェイソン、ヴィンセント
樋渡君は四大陸に出場だそうです。(ジェイソンも)
みなさん、怪我なく今期を最後まで走り抜けることができますように❗️
そして、解説のお馴染み杉田さんはおん歳85歳だそうですが、早朝からお元気!
全体的に辛口な評価が多いけれど、ジェイソンには最上の賛辞でした。
ありがとうございました。
これからもお元気で解説していただきたいです。