ミケマル的 本の虫な日々

やっぱりアガサ(クリスティー)は面白い!


アガサ・クリスティーの本の紹介の本『アガサ・クリスティー完全攻略』を読んで、久しぶりに読もう!と思い立ちました。

 ポアロもミス・マープルもTVシリーズをケーブルテレビでよく放送しているので、アガサさんのお話に親しんでいると思っていたのですが、考えてみれば本の方は近年ほとんど読んでなかったな〜〜。
『春にして君を離れ』は今年読み直して、やっぱり凄いな〜〜と思いました。
この本はめちゃくちゃ名作ですが、ミステリーではありませんでした。
ミステリーは昔ほとんど読んだけれど、その後再読してなかったな。

 しかし、古い文庫のシリーズは変色が激しいのと活字が小さいので処分してしまったのだった😅
とりあえず、新しい文庫だったので残しておいた数冊の中から読んでいこうと思って、2冊読みました。

 


どちらもミス・マープルシリーズ
実は、私はポアロも好きですが、マープルファンなんです。

マープルものの1作目と2作目が家にありました。
1冊目『牧師館の殺人』
2冊目『書斎の死体』

 久しぶりに読んだら、めちゃくちゃ面白かった❗️
だいたいの筋がわかっていて、犯人もほとんど覚えているのだけれど、それでも面白いって凄いな〜〜。
結局、アガサさんの小説はミステリーだけが面白いのではないのですね。
事件を描くだけでなく、事件の周りの人間模様や人間心理を丁寧に描いているところを楽しめます。

 特に『書斎の死体』は、朝起きたら全く知らない女性の死体が自分の屋敷の書斎にあるというスタートから、事件ではあるけれどなんとも言えないユーモアが底辺に流れています。それでいて人間関係の機微、人の暗黒面を容赦無く推理していくミス・マープル。物腰は柔らかいけれど物事の核心をついていくミス・マープルの思考と言葉が、人は立場や地位や職業だけでは測れるものでは無いな〜〜と思わせてくれるのでした。

 ということで、アガサ・クリスティーの再読はとても楽しめました。
こうなったらどんどん再読したくなってきたけれど、作品数がめちゃくちゃ多いので、困ったな〜〜(笑)Kindleで読むのが正解かな?などと考え中です。

 とりあえず、ミス・マープルシリーズから行こうか、完全攻略の霜月さんの星5つの本から行くか、と思っています。
霜月さん曰く、星5つは「未読は許さん。走って買ってこい。」ですから😉
 
星5つのミス・マープルシリーズが本屋さんにあったので、一冊買ってきました。
『ポケットにライ麦を』新訳版
 次はこれを読もうと思います。

 
 
 



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