まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1708

2024-05-25 10:28:43 | マツタケの林地栽培

5月24日(金)第886回 活動報告

好天の中今日の参加者は19名でした。

やまがらの里班
C地区の防鹿柵の保守作業(テグの追加、網の修繕) 獣害?又は不届きな人間の仕業

やまびこ班
伐った木々を横の谷筋に運ぶ作業。亡き先生から言われたように谷の流れを意識して枝先を下流側に並べられていました。以前に比べスッキリ!
あか松以外の木も根元で伐らずに約1m程の幹を残しているとのこと。各山それぞれの手法で世話をされています。

川本班(旧名で表示)。
あか松の周りを中心に剪定作業。あか松が成長した分作業中有の姿を見つけるのに苦労します。


玉城山班
欠席2名。参加の3名は平均年齢80歳以上で昔話をしながら”熊鈴”を鳴らして玉城山林道をのぼり、上の段の浪速を眺められる所までを往復し山の状況をゆっくりと確認しながら歩いたとのこと。(今回は情報のみ。写真は無しです。)

香川山(BC上)
まつたけが期待できそうな場所に藁が敷かれていました(作業は5月5日実施)。土中温度、湿度が良い状況になることが期待されます。

毎回人気の横の畑で採れた野菜を使った昼ご飯。
今日のメニューは豆が一杯の豆ごはん。サラダ付きのヘルシーな蒸し鶏。味噌汁。高齢者向けで健康を意識したバランスの良いヘルシーメニューです(PETは個人持参分)。ここならではの定番の”おこげ”も。

追伸)
熊の出没情報 左京区役所から地域の安全に関わる関係機関(地域の自主防災会もその一つです)に連絡が入るのを転送しました。

(記 西川)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1707

2024-05-19 13:07:53 | マツタケの林地栽培

518日(土)第885回 活動報告

 

好天の中今日の参加者は19名でした。2つの共同作業が行われました。
「原木椎茸のほだ木の移動」と「あか松の薪を窯元さんの登窯まで搬送の積荷の荷下ろし作業」


1 しいたけ菌を植えた“ほだ木”の移動作業 

肥料小屋の横にビニールシートでかぶせてあった“ほだ木”(左写真)をベースキャンプ北側の器具庫の北側(右写真)に移動作業です。

2 あか松の薪状態で保管していた薪の搬出作業
10時前に到着した2トントラックに薪を皆で積み上げます。トラックは薪の量の関係で2往復する必要があり、また現地での荷下ろし作業も必要なので、メンバーの内4人はトラックとは別の車でトラックとともに鞍馬街道をひたすら北上し、花背八桝にある登窯まで行き、現地の方で薪の荷下ろし作業を行いました。(場所的にはもう少し行けば広河原です。)
軽トラと異なり荷台の高さも高く積める量も多く人海戦術でさばかないと大変でした!!

 

廃校の敷地を利用した現地の登窯は比較的新しく、さらに登窯の周りの建屋は地元の木を使った素敵な建屋です。
花背八桝地区の廃校に作られた登窯で山間の中に位置し時期的に新緑がきれいです。
窯元のシンボルである鹿の角も柱にそなえられていました。あか松は釜の温度を上げるためにはなくてはならないもので。窯元さんが「岩倉まつたけ山で伐ったあか松を花背の登窯で大事に使わさせていただきます。」と心温まるお言葉をいただきました。


!!気になる跡!!
駐車場の木の枝に高さ1mから1.5mあたりの高さの枝が折られた跡が有りました。2箇所。獣の仕業か?

今回は共同作業特集になりました。
窯元さんの言葉が印象的でした。
まつたけ山で伐ったあか松が花背とう場所で京焼という伝統産業の製造に使われており、「岩倉でも窯があるなら是非作ってくださいよ。」と言われていました。


(記 西川)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LRTTER 1706

2024-05-09 22:57:00 | マツタケの林地栽培

5月10日(金)第884回活動報告

 
朝は冷え込みましたが、気温はぐんぐんと上がって爽やかな夏日となりました。
本日は5月恒例の茶摘みの日。山へは上がらずメンバーほぼ総出でBCの畑で茶摘みをし、摘んだ一番茶を煎って新茶を嗜むという贅沢な日。もちろん金曜日ですから、なでしこ班の美味しいお昼も供されました。
 
 
参加者は27人、BCは10時前からわらわらとフライングスタート。お昼の準備を早々に始める人、籠を持って茶畑へ向かう人、玉城山班(旧宮崎班)は枯損松の処理で山へ、それぞれがそれぞれに散っていきました。
 
 
山の腐葉土を削り取って土壌作りから始めたこの茶畑、50本ほどの苗木を植えたのは18年ほど前。お茶が採れる立派な茶畑になるのに要した年数は10年、茶摘みができるようになったのはここ最近のことらしい。手と目は“一芯ニ葉“の新芽を摘みとる作業に集中しつつもメンバー歴の長い方達が話される会の歴史もしっかり聞き取ります。
 
 
籠一杯に摘み取った新芽は、竈門に運ばれます。絶妙なタイミングで盛大に火を焚かれた竈門には、蒸し器が湯気を揚げてスタンバイ。火を起こし鍋の湯を滾らせる、長年の経験の賜物ですよね。横の竈門には大鍋一杯のチキンカレーもぐつぐつ。上がる湯気と美味しそうな香りがBCを包んでいます。
 
 
摘んだまま置いておくと醗酵し始めるので、それを止める為に2分蒸していきます。時計を横目に確認しながら1分経ったところで軽くかき混ぜ、2分過ぎたら段ボールの上にあけ冷めるのを待っていよいよ手揉みの工程です。
 
 
葉っぱを捩るように掌で優しく、でも十分な力で揉んでいきます。これがなかなか難しい。潰さずに繊維を壊す、掌に集中するのですが思ったようには動いてくれません。これは手揉み上手な方のゴットハンド!
 
 
揉んだ茶っ葉は、ホットプレートで温めて水分を飛ばし乾かしていきます。焦げないように常に動かしながら優しく温めています。熟練者の手の動きは滑らかです。
 
 
この工程は何度も、お茶の水分が飛んで乾燥するまで行われます。すると、次第に糖分が出てくるのか手に絡みつくようになり、そしてお茶の香りが立ってきて、なぜか出汁や松茸の香りまでしてきます。揉んだり煎ったりすることで旨み成分が出てきているのでしょうか。
 
 
12時過ぎにやっと一番茶が完成です!
ファーストフラッシュ、巷では高値がつく貴重なお茶。手は緑色になりましたが、手作りのお茶です。それも自前の無農薬畑から、なんて贅沢なことでしょうか。
 
 
と、横を見ると美味しそうな畑で採ったばかりの新鮮野菜入りヘルシーサラダです。
朝から立ちっぱなしです、見た途端にお腹が空いてきました。
 
 
美味しそうに煮込まれたチキンカレーも、出来上がっていました。
もちろん竈門で炊いて、お櫃に移されたご飯も蒸されて丁度食べ頃です。
 
 
竈門の準備をしてくれた後に、お山へ枯れ葉処理をしに出かけていたハードワーカーなシゲミの里班も丁度ご帰還して、ほろほろに剥がれ落ちてくるチキンの骨つきカレーをみんなで満喫したのでした。
 
 
汗をかいて身体を動かした後にみんなで頂くお食事は美味。緑のお山で聞こえてくるのは、鳥や虫の声、焚き火の爆ぜる音、見上げる空には立ち上がる煙を揺らす風。人生ってなかなかのものです。
 
 
今日のお片付け当番は、ヤマガラ班と山の端班(旧川本班)です。お手製給湯器からお湯を取り、油の付いた食器やお鍋をドシドシ洗っていきます。連携プレーであっという間に片付いていきます。
 


そして締めは、出来立ての新茶と差し入れて頂いた阿闍梨餅!
完璧な一日、今日も皆さまお疲れ様でした。
次週は18日土曜日です。 
 
ご報告
4月より班長交代により2つの班の名称が変更となりました。また、参加者名は実名を避け参加人数の記載のみとすることになりました。
 
ご感想、ご意見などございましたらコメント欄へ記入ください。
コメント欄は右下の(コメント)文字をクリックすると開きます。
(ナカマ記)
 
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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1705

2024-05-04 18:03:42 | マツタケの林地栽培

5月4日(土)第886回 活動報告

5月4日(土)快晴。強烈な日差しで気温は30度近くまで上昇。写真は年会費を納入したいという人で溢れる朝のBC机??。 今日は大型連休後半の中日だったが15名が参加した。参加費を勘定すると15名分あるのだが記名は14名で、奇特な方が居るのかと首をひねっているところへ”名前書いてへんわ”と宣うお方が現れて幕。これも陽気の加減でありましょう。

山の様子

足元ではカジカがググコロコロ・コッココッコ、陽の当たった落ち葉をトカゲがゴソゴソ、上でツビービはヤマガラだろう。いろんなものが動き出して山歩きが楽しくなる。写真はカジカの鳴くのが聞こえる流れだけれど、彼らはどこに居たかはわかりませんね。

繁美峠。なるほど峠であるナ。

峠小屋は大分くたびれてきた。屋根にミツバチ巣箱があったのも10年前のことになった。

シゲミの里を眺めると新たに育った松が手前のスカイラインを決めているのには驚かされる。イナバウアー松や何処にだ。

松林の中では3人が落ち葉掻き中。

やまびこ班はお休み

仲間班の場所は30度近い急斜面だ。上部で作業の2人の様子はもうよくわからない。手を振ってもらってようやく一人の所在を確認。

ヤマガラ班もD地区まで追いかけたが所在不明。遠くでチェーンソーの音が響いていた。静原側の境界ネットの具合が悪くなっているようでA,C区から深く入り込んで作業だったらしい。

玉城山班は枯損松の搬出。ここの”丸太落とし”は少年のいたずらのような面白さがあるのだけれど、林道を抜けてそのまま谷まで突っ込む輩もおり、道路封鎖が必要だ。

BCの様子

BCトラック倉庫周りの5S進捗(私共もう卒業したと思っていたのですが、押し目はあとの2なのです、かな)

季節到来。畑は人盛り。来週は茶摘みとか。

好い一日を晴天の下に過ごしました。

次は来週10日にお会いしましょう。では、」(内田記)

(感想・お問い合わせ・ご意見がございましたら、右下の"コメント”欄をクリック頂きますと開きますのでそちらに書き込みをお願いします)

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