10月29日(土)第812回 活動報告
出席者は、前田、橋本、大島、松本、松浦、川崎、堀北、藤井(信)、三品、関、北村、三輪、柴山、西川、吉川、内田、
阿閉(仁)、阿閉(真)、山田、宮崎、河原、 計21名の皆さんでした。
ここしばらく続いている晴天、小春日和、爽やか、快適な活動日でした。
松茸は順調に発生、これまでに10本、今週に入って3ッの ”シロ" から計8本、総計18本に至りました。 この先も・・あきらめません!
一方で、マツタケの天敵、”ケロウジ(毛老人)” の発生が香川山で初めて確認され、その対策を講じました。 ”ケロウジ” については本文末尾に記述します。
今週、香川山に発生した8本(1+2+5)!!
三品班:作業場所は尾根のピーク付近に。
NEWS LETTER 1625号で、北村さんの投稿で掲載された珍しい写真「繋がった2本のヒノキの根」を、小生、この目で確かめたくて現地にたどり着くと、
2本とも伐採されていました。 が、見事に繋がっている不思議な根はそのまま残っていました。
右の写真を含め、珍しさの記録として別の方向からも写真に収めておきました。
三輪班: 林道の上部駐車場までたたどり着いても人影なく、叫んでも応答、物音せず。 皆さん、マツタケの発生調査で移動していました。
一面、松の実生苗畑のような光景。成長する過程で淘汰され、やがて、まつたけの生える見事な松林に・・・。
阿山班: 松の落ち葉をかき集め、除去作業。 この作業、”松茸の生える松林”の完成途上の証です。
ヤマガラ班: 最後にたどり着いた時、すでに午前中の作業を終えて、基地へ戻るところでした。
香川山班: まつたけ発生地の保全
岩倉の里に秋の訪れ、実感を写真で。 マガモが戯れ、ニシキギ(錦木)に赤い実が、・・
「トチノキ」、Mさんが、鹿による食害を避けるために囲いをして育てた3か所の幼木が順調に育っています。栃の実、何年後?
右の写真は、ヤマガラ班、Hさんの車が駐車する脇に見える ”けもの道”、イノシシが毎晩通っているであろう姿が想像できます。
基地、石段脇の石垣上部にひび割れがあり、落下の危険性があるため、階段を昇降する際は各位ご注意ください。とりあえず注意喚起のロープを張りました。
危険対策、ロープ張り方など、適宜見直す予定です。
<ケロウジ>について
ケロウジはイボタケ科のキノコで、松林に発生し、シロを形成する。ケロウジのシロが形成されるとマツタケのシロは駆逐され、マツタケは育たなくなる。(注1)
注1:参考 ・ https://blog.goo.ne.jp>gosyoraku 2005 (ケロウジはマツタケを駆逐するーごしょらくさん)
・ https://www.jataff.or.jp>kinoko (ケロウジ・野生きのこの世界)
今般、香川山で、マツタケが発生したた場所、マツタケの株に近接してケロウジが発生していた。最悪の事態である。
急遽、ケロウジとそのシロが形成されている地層を剥ぎ取り除去した。 しかし、見え難いシロを完全に除去することは難しく、
香川山のマツタケの発生は来季以降どうなるのか、懸念しつつ見守って行くしか術がない。
ケロウジがマツタケを駆逐することについて解説は、インターネットで検索できます。 小生、「Google Chrom」で、”ケロウジ” 周辺を検索しました。
写真は、ケロウジとシロを剥ぎ取って回収した地層です。
( 記:大島)
※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。