佐用町の地名多すぎ問題、2年がかりで9割減に
兵庫県佐用町が、同町水根(みずね)など町内8地区に2821も残っていた小字(こあざ)を、2年がかりで355に整理する作業を終えた。この8地区は明治時代に岡山県から編入された地域。地名が細かすぎて地籍調査に支障があるためだが、なぜここだけ小字が多いのかは不明。新しい小字は近く登記される予定だが、地籍調査がいつ完了するかは分からないという。(小西啓介)
字地名には、古い日本語の名残が随所に残っています。国土地理院の地図からも字地名が消されています。 古い地名の漢字は当て字であり、音(おん)が重要です。地名がその土地の歴史や古文献とのつながりを示す貴重な文化遺産なのに~。