昭和初期、「日本ピラミッド説」を提唱し、全国にピラミッド探査を展開した人物がいます。「酒井勝軍(かつとき)」です。キリスト教の牧師で、キリスト教の歴史を研究していた彼は、古代ユダヤ、エジプトのピラミッドへと進展していき、古代ユダヤ民族と日本の天皇に秘められた関係があることを直感、日本の超古代史へと進んでいきます。
その結果、ピラミッドが、古代の日本で発祥したものであることを確信し、日本全国にピラミッド探査を開始。昭和9年、広島で葦嶽山(あしたけやま)を発見するのです。
酒井勝軍(かつとき)による「ピラミッド山」とは・・・
1-三角形の山である。
2-頂上、または、頂上付近に巨石が並んだ遺構がある。
(日本では、岩盤・岩鏡・岩座-いわくら-と呼んでいますが、それとピラミッド山の配石とは異なります。岩座は礼拝物ですが、ピラミッドの配石は太陽石と呼ばれる球形の巨石と16方位を示す方位石です。そしてこれらの巨石は冬至・夏至を示す機能を持っている場合があります)
3-そしてこの他に、頂上を拝む拝殿がある。
兵庫県にもピラミッド山があります。
八幡山
場所/兵庫県神崎郡神河町猪篠字今西
標高/775メートル
位置/兵庫県の播但自動車道と生野山脈が交差する辺り。
生野町と神河町にまたがっている。
詳細/八幡山は兵庫県の真ん中、生野峠南山にある。
姫路から播但自動車道で北へ30キロ
(交通)神姫バス生野行き猪篠バス停下車
播但自動車道・神崎北インター降りる西北の山
整備された登山道はないが、頂上まで立看板で案内が出来ています。
行程・若い人なら1時間程度
足腰の弱い人で約2時間
ピラミッドとされる日本の主な山
①葦嶽山/広島県
②尖山/富山県
③位山/岐阜県
④五葉山/岩手県
⑤大石神/青森県
⑥黒又山/秋田県
⑦三瓶山/島根県
⑧剣山/徳島県
⑨日室ガ嶽/京都府
⑩皆神山/長野県
⑪千貫森/福島県
⑫八幡山/兵庫県
太陽フレアによる磁気嵐が地球に直撃して、地球上の全ての電子機器が使用不能になったとしたら…この大災害によって全てのライフラインが寸断されてしまった場合、皆さんはどうやってお湯を確保しますか? 極端な話、ノアの大洪水クラス(世界規模の大津波)が起こり、数週間どころか、数年単位でのサバイバル生活を余儀なくされてしまったらどうしますか?
火の確保は前のページで紹介しました。
お次は「お湯」です。
お湯を作るのには大きく二つの理由です。
○一つは水の殺菌です。
○そして、もう一つは暖かい飲み物を作るためですね。
現代生活を当たり前に送っていると、お湯なんか当たり前に使えますね。給湯器のスイッチ一つで蛇口をひねれば、お湯は出てきます。しかし、ライフラインが寸断されてしまい、それが数年単位で続くとしたら…。
そこで、お湯を効率的に作る方法を紹介したいと思います。
①たき火でお湯を沸かす
一番原始的な方法です。その辺に落ちている枯れ枝を集めて燃やせばいいんですね。しかし、たき火の場合、熱が拡散しやすいので、薪となる枯れ枝もそこそこたくさんいります。結構ガンガン燃やさないと、すぐに消えてしまったりもします。このブログを見て頂いている方でしたら、当たり前のことですね。そんなに都合よく周りに枯れ枝があるかどうかも分かりません。
という事で、
たき火でのお湯沸しは最悪の場合ということになりますね。
②ロケットストーブ
かなり前から、ちょっとしたブームとなっています。このブログを見られている方でしたら、ほとんどの方はご存じだと思います。煙突効果によって、焚き木を効率よく完全燃焼させることができるので、少ない焚き木(薪)でも、強力な火力が得られるのがウリです。実は、私の勤め先は金属加工会社なので、一般的なペール缶を使ったもの以外にも様々なタイプを試作してみました。少量のお湯が作れればいいので、出来るだけコンパクトタイプが欲しかったので…
しかし、イマイチこの方式でコンパクトなロケットストーブは作れませんでした。ロケットストーブは、煙突効果が発揮されるまで、そこそこの焚き木を燃やして、ストーブ全体が温まるのを待たなくてはなりません。
しかし、長期間のサバイバル生活においては、毎日使う事のできる焚き木は限られています。できれば、松ぼっくりや小さな枯草レベルを使いたいくらいです。
そこで、結論、
ロケットストーブはそれなりの量の焚き木(薪)を使って、そこそこの量のお湯や料理を作るのには適してしますが、少量のお湯を、手近の枯草レベルで短時間に沸かすのには適していない。毎日、ロケットストーブを使うにはそれなりに焚き木になる木がたくさんある環境でないと、使えない!!(燃焼効率は高いのですが、焚き木はそれなりに必要です。) それと、ロケットストーブのウリは手作りできるところです。しかし、道具類を持っていない人が、一から材料や道具や材料をそろえると、結局、そこそこのお金になってしまいます。
アパマン(アパート・マンション)住まいの方ですと、置いておく場所もありませんしね。
③ケリーケトル
コーヒーとちょっとした料理ができれば十分。サバイバル生活では焚き木も貴重品だからね…。できれば、その辺の小枝が燃料になればいいんだけど…。そんな利用目的にぴったりの物があります。
ケリーケトル(ストームケトル)は、アイルランド生まれのやかんです。理屈はロケットストーブと同じく煙突効果をマックスに利用したやかんですね。
煙突効果というのは煙突状の筒の中で物を燃やすと、熱の対流効果で、煙突内に急激な上昇気流が発生します。この上昇気流によって、煙突の下から新鮮な空気が取り入れられ、さらに燃焼効率が高まるという理屈のことです。
ケリーケトルは小さな煙突状の筒の周りに水が入るようになっており、筒全体で水が熱交換をすることにより、非常に効率的にお湯が沸かせる仕組みになっています。枯葉や小枝レベルの燃料(焚き木)でも、少量(1リットル程度)のお湯なら沸かせるケトルがあります。メーカー発表では1.3リットルのお湯を3分で沸かせる事ができます。また、お湯を沸かしながら、ちょっとした料理もできます。
焚き木がない場合は、最悪、家の本の紙を燃やすという手もあります。
なんだか、「デイ・アフター・トゥモロー」の世界ですね。
このサイズなら、アパマン暮らしの方も、クローゼットや車のトランクに放り込んでおけますね。
![]() 古くから英国のフィッシャーマンたちに愛用されてきた、ガス燃料を使わないアウトドア専用のや... |
サバイバル生活が長期化する中、
お湯があれば、温かいお茶やコーヒーが飲めます。
そのままお湯を飲んでも絶対においしいはずです。
あなたの体だけでなく、心も温めてくれること請け合いです。
こんな気持ちで、今の便利な生活にも感謝したいものですね。
大災害を楽しく乗り切ろう!!
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災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
是はこれ災難をのがるる妙法にて候
良寛和尚
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戦後、アメリカのGHQの占領政策の一つとして行った焚書(ふんしょ)という言葉をご存知でしょうか?
日本文化を徹底的に破壊するために当時の日本の書物の多くを焼き捨てたのです。
焼き捨てられた本のリストがあるそうですが、日本の貴重な歴史を記した本もたくさんあったと思います。
日本ほど悠久の歴史が続いている国はありません。竹内文献や九鬼文書ともなると、信じられないほど遥か昔の記述が残っています。
占領軍はそんな国の歴史を抹殺したのです。
どうやって火を起こすか?
大災害によって全てのライフラインが寸断されてしまった場合、
皆さんはどうやって火を起こしますか?
極端な話、ノアの大洪水クラスが起こり、
数週間どころか、
数年単位でのサバイバル生活を
余儀なくされてしまったらどうしますか?
ライター類も全て使い切ってしまい、
火を起こす手段がなくなてしまったら…
今の文明が消滅してしまうクラスの災害になったとしたら!!!
そこで!!
①昔の人の火起こしを調べてみました。
昔の人々は様々な方法で火を起こしていました。
・まいぎり式
・ゆみぎり式
・ひもぎり式
これらは摩擦熱で火を起こす方法ですね。
皆さんも小学校で習われたと思います。
今でもマサイ族はこの方法で火を起こしています。
しかし、現代の日本人はたぶん体力的に無理だと思います。
雨の日にもつけれるとは思いません。
つまり、おすすめできません!!
次に思い浮かぶのは「火打石」ですね。
皆さんも名前は聞いたことがあると思いますが、
実際にやったことがある人は、ほとんどいないと思います。
ちなみに、私はマイ火打石を持っています。
始めて火がついたときは感動ものです。
火のありがたみが身にしみる一瞬ですね。
コチラは吉井本家の「火打ち金」(火打ち鎌)
コチラは手作りの「火打ち金」
金の部分はホームセンターで手に入る「金のこ刃」や「ヤスリ」などが代用できます。
写真の物は金のこ刃をポキッと折って、適当な長さにして木にはめ込んでいます。
火打石の打ち方
こちらのホームページでは「付け木」に火をつける説明になっていますが、「付け木」がなくなれば、自分で作らなければなりません。災害時、都合よく「付け木」になるような木が身近にあるとは思えません。
私の場合、常に災害は長期化する事を想定しています。
いくら便利な方法でも、
継続して1年くらいのスパンで使いづづけられる方法が必要です。
そこで、「付け木」の代わりになる物を探しました。その結果、どこでも手に入り、安く、大量購入できるものを見つけました。それが麻の繊維です。
100円ショップで「麻ひも」を買いましょう。適当な長さに麻ひもを切り、ほどいてやると、「付け木」の代わりになります。着火性も抜群です。私の家には麻ひもがどっさり備蓄されております(笑)。
しかし、これで安心することはできません。火打ち金から出る火花を受け止める火口(ほくち)も、付け木と同じように使えばなくなる物です。
火口は麻などの植物繊維を炭にしたものです。
つまり、火口(ホクチ)を作るには、火が必要なんですね。
分かりにくいですが、下記写真の中の黒っぽいものが火口(ホクチ)です。
湿らないように乾燥剤を入れて密封パックに入れてます。
ホクチに関しては、ライフラインの整っている間に、作り置きをしておくことが必要のようです。
ということで、
火打石も万全の備えとは言えない
③もっと手軽に火を起こせないか?
ありました!!
現代の火打石ともいえるマグネシウムです。
マグネシウムは粉末の粉状にすると非常に燃えやすい性質があります。
また、火打石のように金属で摩擦してやると、簡単に火花が飛びます。
つまり、火打石にもなり火口(ホクチ)にもなるスグレモノです。
これなら、雨などで濡れていてもまったく問題ありません。
![]() 非常時に火をおこすことが出来るファイヤースターターAURORA ファイヤースターター 440C [シル... |
とりあえず備蓄用において置くだけなので、
安い物がいいという方には…コチラ!!
マグネシウムのファイヤースターターを備蓄しておけば、
かなりの長期間、火起こしの問題からは解消されます。
その間に、生き残った私たちで新しい文明を作りましょう(笑)!!!
火があれば…、
・水の殺菌もできます。
・料理ができます。
・暖も取れます。
・猛獣除けにもなります。
大災害を楽しく乗り切ろう!!
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災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
是はこれ災難をのがるる妙法にて候
良寛和尚
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