小学校入試問題って平がな？

皆さま、こんにちは。小学校受験対策のアイウィッシュアカデミーです。

この度の週末は暖かくなり、気になっていた自宅の雑事をいくつか片付けることができました。

瑣末なしごとだったのですが、それでもちょっとすっきりした気分になりました。

そんな気分のままソファにもたれて、結構、単純な人間かもしれないなぁと思った、休日の午後でした。

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先日、こんなご質問を受けました。

「小学校の入試の問題文は平がなで書かれているのですか？」

はっ、としました。

長く小学校受験対策に携わっていると、問題文は読み上げられる、ということが当たり前のごとく染み付いていて、ついお客様もご存知であろうと思ってしまっています。

ですが、“そうか、初めての方には、こうした疑問があっても不思議ではないなぁ”と、改めて気付きました。

そうした心の内の動揺は表には出さず、お尋ねのお客様には、「いえいえ、問題文は試験官が読み上げたり、放送で流されたりしています」とご説明しました。

平がなは小学校で教えるのが学習指導要領で定められていますので、就学前の幼児は平仮名は読めない、という前提の下、受験生に不利益が無いように問題文読み上げ方式になっていると考えられます。

ですから、受験するに当たって、平がなを読めなくてはならない、ということはありません。

同様に、数字を使って答えるような問題も小学校入試ではありません。（算数的な問題が無い、ということではありません）

このあたり、意外と思い違いをしている方がいらっしゃるかもしれませんので、念のためここでお伝えしておきます。


とは言っても、年長後半期であれば、できれば平がなはある程度読み書きができて、数字も書けるようになっていた方が、何かとよいだろうと個人的には思っています。

平がな・数字で答えることような問題はないものの、答えを考える中でそれが使えると便利、という場面は想定されるからです。

必須ということはありませんが、今からでも、少しずつ教えていってみてはいかがでしょうか。

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