2011は今日! なんで。 調べてみた。
月見は、日本では特に旧暦8月15日と旧暦9月13日に月を鑑賞することを指す場合がある。
8/15の夜または月の状態を「十五夜(じゅうごや)」
9/13のを「十三夜(じゅうさんや)」と呼ぶ。
中国や日本では、単に月を愛でる慣習であれば古くからあり、日本では縄文時代
頃からあると言われる。
中国から仲秋の十五夜に月見の祭事が伝わると、平安時代頃から貴族などの間で
観月の宴や、舟遊び(直接月を見るのではなく船などに乗り、水面に揺れる月を
楽しむ)で歌を詠み、宴を催した。また、平安貴族らは月を直接見ることをせず、
杯や池にそれを映して楽しんだという。
◆十五夜(中秋)
月見の飾り日本には、十五夜の月を鑑賞する慣習は中国から伝わった。
旧暦8月(グレゴリオ暦(新暦)では9月頃)は、北半球では太陽と月の
角度が観月に最も良い時節(明るい)である。
日本では月が見える場所などに、薄(すすき)を飾って月見団子/里芋/枝豆
/栗などを盛り、御酒を供えて月を眺めた(お月見料理)。
この時期収穫されたばかりの里芋を供えることから、十五夜の月を特に
芋名月(いもめいげつ)と言う地方もある。また、仏教の寺院では豊作を
祈る満月法会を催すところもある。
十五夜の月は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼ばれる。
加えて、中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、
中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらも
なんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。また、俳諧では葉月
十四日、十六日のことを特に「待宵(まつよい)」「十六夜(いざよい)」と
称して、名月の前後の月を愛でるが、日本の関東以西では、この時期、晴天に
恵まれる確率は低い。
◆ちなみに・・・十三夜(晩秋)
十五夜の月に対して「後(のち)の月」と呼ばれる。十三夜は日本独自の
風習と言われている。ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、
この夜の月を豆名月(まめめいげつ)または栗名月(くりめいげつ)と呼ばれる。
江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見
しかしない客は「片月見」または「片見月」で縁起が悪いと遊女らに
嫌われた。二度目の通いを確実に行なうために、十五夜に有力な客を誘う
(相手はどうしても十三夜にも来なければならないため)風習があった。
まぁ、晴れてお月さまがみれたらいいわ!
あと月見饅頭とな。