続・横笛吹屋日記

信州のボサノバフルート奏者赤羽泉美のblog
音楽の他、好きなもの(野球、鉄道、カレー)についても綴ります

サイレントジャズケース、初日終了!

2023年05月13日 23時30分00秒 | ライブ・コンサート


5月13日 天気くもりあめ


ひどい雨にならず
気持ちよく空気を潤してくれた
今日の雨。

でしたが!

ライブのほうは、
めちゃくちゃ盛り上がりましたー!


『サイレントジャズケース in Tatsuno』
初日(前夜祭!)ライブでした\(^o^)/


リハーサルで音が鳴った瞬間
「わぁーーーーーーー!!!!」
って。笑



本番は、言うまでもなく素晴らしく!

ワインを飲んだり、踊ったり
席を移動して聴いたり
お客様も楽しそうだったなぁ~



これは、
2階から撮ってもらった写真。

えーっと、確認ですが
ここは辰野町の最奥地「川島」地区です。

なんならGoogleマップで
辰野町横川4577 検索してみて。笑

県外からのお客様が
そのド田舎ロケーションに感動しながら
サイレントジャズケースを堪能している姿は
まさに今回の狙い通り


そして、
この「お2階写真」を撮ってくれた友人曰く

「なんか奇跡的にアートな写真撮れた」

と言っていたのがこちら ↓↓↓↓↓↓
 


「すごーーーーい!」「なんだこれ!?」
とか言って、ライブのアフターも大盛り上がり!

ライブのこと、音楽は全然関係ないこと
いろんなことを話しながら
夜は更けてゆきました~
 
 
まだまだ話していたいけど
明日もあるから休みましょう


ってことで
明日はダンスとのセッションもあるー!
『サイレントジャズケース in Tatsuno』
本編のライブ
https://sjc-in-tatsuno.hp.peraichi.com

当日券、たくさんではありませんが
ご用意できます。
お問い合わせください~
問) 080-1083-3587



明日も盛り上がるぞーーーー!!!



  

今週末はサイレントジャズケース・ライブ!!

2023年05月12日 08時15分48秒 | ライブ・コンサート


5月12日 天気はれ


明日からの2days!
ついに『サイレントジャズケース』が
地元辰野町にやってきます!!!!



トランペットの島さんと
軽いリハーサルをさせていただいて
昨日、Twitterにちょこっと動画を

https://twitter.com/izumi_flautista

やっぱり、管楽器の重なる感じは
めちゃくちゃ自分が好きな方向だなぁ~

本番がたのしみです!


それで、
チケットの種類によりsold outが!

◇S席⇒完売
◇A席⇒完売
 (ただし町役場にある分のみ購入可)
◇B席⇒残あり、当日券あり
◇D席⇒残あり、当日券あり

事前にご予約・ご購入いただいた皆さま
本当にありがとうございます


B席、D席は
引き続き特設サイトからも
ご予約可能です^^

https://sjc-in-tatsuno.hp.peraichi.com


そうそう、B席の「おしゃれパイプ椅子」
このあいだ実際に作っている現場へ~

ワタシもお手伝いさせてもらいました!





座面と背面のビスを外して

布を張って戻します!





かわいい~!
まるで別物!

ほかにもこんな柄があります^^



こんな感じの辰野町らしさで
今週末皆さまのお越しをお待ちしています!



 


新しい楽器。

2023年05月10日 22時55分01秒 | 日記


5月10日 天気はれ


今日は、午前中に辰野町を出発して
お昼頃には新宿に着。

発注から1年待った
新しい楽器との初体面です!!



高校生の頃からずっと
ムラマツフルートを使っているのだけれど
高校生のとき買ったのは
当時めちゃくちゃ流行った機種で
『ADモデル』というやつでした。

いまは廃番になっています。

そういう流行りの機種は量産なのですが
今回購入したような機種は受注生産なので
発注してから1年待って
ようやく初体面となりました。



新旧2本を並べると
なんていうか歴史を感じます。
(ははは。)



長さは変わりません。
最低音はH(英:B)。


違うところは、まず材質。
これまでsilverだったのが
9Kになりました。

それによって、
9Kの標準仕様の管厚になったので
silverのときより0.1mm薄くなりました。

「そんなの、違いわからないでしょ?」

と思うんですけど
これが意外とハッキリわかる。

楽器を構えたときの、右手の感覚が
明らかに違う!!!!!!
管が細い!って。


あと、大きな違いは、トーンホール。

これまでは、ドゥローンというタイプでした。
管体から引き上げて、トーンホールを作る。
したがって、トーンホール部分は
厚さが薄くなります。

今回の機種は、ソルダードというタイプで
管体とは別個に作ったトーンホールを
はんだ付けします。
厚さが保たれるので、
音のレスポンスが良い。各段に良い。


けっこう悩んだのが
「Eメカを付けるかどうか」。

フルートは、
ピアノの真ん中のドからの1オクターブを
「第一音域」⇒低音域
次の1オクターブを
「第二音域」⇒中音域
また次の1オクターブを
「第三音域」⇒高音域
と呼んだりします。

この第三音域のE(伊:ミ)の音が
とっても鳴りにくいんです。

それを解消するために
「Eメカ」という機能があり
例えば小中学生が導入に使う楽器には
標準で装備されていることが多いです。

高校生のときに購入した『ADモデル』には
これが付いていなかった。
ってか、「Eメカ」とか知らんかった。

でも、そのおかげで(?)
第三音域のEが鳴るように
たくさん練習して
それが鳴りにくい音だと感じないくらい
普通に吹けるようになりました。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」

ではないけれど
自分の鍛錬を積むことに注力する時期は
やっぱり必要かな、と思ったり。

楽器の力量 > 自分の力量
なのであれば、イコールになるように
自分のほうを鍛えていく。
いつか不等号の向きが逆になる日が来る
と信じて、自分を磨く。

でも、コロナを経て
自分を鍛える旅はそろそろ終えてもいいかな
という考えになってきました。

有観客での演奏が、全くできなくなり
演者も聴き手も、楽しみを失った。
自分の住んでいる、辰野町について言えば
町民の唯一の誇りと言ってもいい
「ほたる祭り」が中止となり
ほたるの舞う公園への立ち入りも
昼夜問わず禁止となってしまい、、、

「がっかりしている町民の方々に
 何をお届けできるだろうか?」

ということを考えるようになりました。

そのときは
町の広報チャンネル(TV)を通して
配信ライブを放映しました。

コロナが少し落ち着いてきた頃
「あの配信ライブに助けられたよ」
と何人もの町民から声をかけられたことがあり
このときの経験が
自分の視点を変えたように思います。

「どんな楽しみを提供できるか?
 なにをお届けできるか?」

そっちのほうに注力していきたいな、って。

単純に音を出すことについては
便利なものがあるならそれを使って
楽に音を出してもいいんじゃないかな、って。

話が長くなりました。
そんなわけで、
今回の楽器にはEメカを付けました。
じつに、中学生ぶりです。



さぁ、この楽器を携えて
たくさん皆さんに会いに行きたいと思います。

最初に本番で使うのは、いつかな?