気象庁では今月も判定会の発表に則って調査情報を発表した。
平成26年6月30日
東海地震に関連する調査情報
これは、東海地震に関連する調査情報(定例)です。
地震防災対策強化地域判定会(定例)で評価した、定例の調査結果の発表です。
カラーレベルは青です。
現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測していません。
最近の東海地域とその周辺の地殻活動
現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測していません。
1.地震の観測状況
浜名湖周辺のフィリピン海プレート内では、引き続き地震の発生頻度の低い状態が続いています。
2.地殻変動の観測状況
GNSS観測及び水準測量の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。
3.地殻活動の評価
上記観測結果を総合的に判断すると、東海地震の想定震源域におけるプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは今のところ得られていません。
以上のように、現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測していません。
なお、GNSS観測の結果によると「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による余効変動が、小さくなりつつありますが東海地方においてもみられています。
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/gaikyo/hantei20140630/index.html
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