今回もホラーです。やっぱり一人で見ました。
その間、嫁さんはお買い物です(^^;)
1973年に公開され、その後のホラー映画に多大な影響を与えた
”エクソシスト”からさらに遡ること25年、
メリン神父の過去と悪魔の戦いが描かれています。
オリジナルは、子供の頃TVで観て、えらい怖かった記憶があります。
2001年にはデジタルリマスターのディレクターズカット版が出ましたね。
第2次世界大戦末期、ナチスによってこの世の悪夢のような
精神的に間接的な、けれども最悪な拷問を受けたメリル神父は
神への信仰心を失い、考古学の知識を利用して
世界各地の発掘に立ち会う様に転々とした生活をしている。
アフリカのケニアで見つかった教会の発掘の手伝いを(他に目的もあるが)依頼され、
現地に向かうが、そこでは呪われているとして現地の人が入ろうとしない。
そこは記録にも残らず、正式にキリスト教が伝道する前に建てられたものであった。
現地の少年、赴任している女医と心を通じ合わせていく中、
調査をしているうちに不可解な自殺や事件が起き始め、
少年に悪魔が憑依していると誰もが感じ始めた時・・・。
もっとホラーホラーしてるのかと思いました。
なにせ監督が、レニー・ハーリン。
クリフハンガー、ダイハード2、ドリブンなど派手系の映画が多い人です。
井戸の周りのシーンや、教会内部での戦い(?)など、
痕跡は残ってますが、どちらかというとメリン神父の
受けた過去の衝撃、心の葛藤、信仰心を取り戻すまでの
心の移り変わりがメインになってると思います。
”今日、ここに神はいない”
何度か出てきます。
あの状況に置かれたら、自分はどのような選択をするのだろうか。
それを強いるナチスとはなんだったのだろうか。
後半、現地人とイギリス軍が戦って、どちらも生き残らないのは
なんでそんなことになってしまうのか。
ほんとに怖いのは神でも悪魔でもなく、
人間同士の恐怖から来る憎しみなのだと言うことを
伝えたい映画なのだと思いました。
些細なことですが、シャワーの後女医がなぜあんなに驚く?とか
途中ちょっと中だるみっぽいかな~とかありますし、
オリジナルとは毛色が違いますけど、考えさせられる映画ですね。
(キリスト教が根付いてない日本では受けにくいかも!)
あと、お約束のように撮影中も事件事故が起きたようです。
・1人目の監督ジョン・フランケンハイマーは撮影開始前に突然死。
・2人目の監督ポール・シュレイダーは撮影終了後に解任。
(製作会社が怖くないからダメって!これは事件じゃないか。)
・3人目で本作の監督レニー・ハーリンもローマでの撮影中に事故に遭う。
・スタッフが3人突然の熱病により死亡。原因いまだ分からず・・・。
なんで、ホラー映画ってこういうことが起きるんでしょうね?!
ちなみに、アメリカで発売するDVDにはその怖くないポール・シュレイダー版が
セットになるそうです。なんか変な感じですね~(^◇^)日本版はどうなるのかな?
”エクソシスト ビギニング”公式サイトです。
その間、嫁さんはお買い物です(^^;)
1973年に公開され、その後のホラー映画に多大な影響を与えた
”エクソシスト”からさらに遡ること25年、
メリン神父の過去と悪魔の戦いが描かれています。
オリジナルは、子供の頃TVで観て、えらい怖かった記憶があります。
2001年にはデジタルリマスターのディレクターズカット版が出ましたね。
第2次世界大戦末期、ナチスによってこの世の悪夢のような
精神的に間接的な、けれども最悪な拷問を受けたメリル神父は
神への信仰心を失い、考古学の知識を利用して
世界各地の発掘に立ち会う様に転々とした生活をしている。
アフリカのケニアで見つかった教会の発掘の手伝いを(他に目的もあるが)依頼され、
現地に向かうが、そこでは呪われているとして現地の人が入ろうとしない。
そこは記録にも残らず、正式にキリスト教が伝道する前に建てられたものであった。
現地の少年、赴任している女医と心を通じ合わせていく中、
調査をしているうちに不可解な自殺や事件が起き始め、
少年に悪魔が憑依していると誰もが感じ始めた時・・・。
もっとホラーホラーしてるのかと思いました。
なにせ監督が、レニー・ハーリン。
クリフハンガー、ダイハード2、ドリブンなど派手系の映画が多い人です。
井戸の周りのシーンや、教会内部での戦い(?)など、
痕跡は残ってますが、どちらかというとメリン神父の
受けた過去の衝撃、心の葛藤、信仰心を取り戻すまでの
心の移り変わりがメインになってると思います。
”今日、ここに神はいない”
何度か出てきます。
あの状況に置かれたら、自分はどのような選択をするのだろうか。
それを強いるナチスとはなんだったのだろうか。
後半、現地人とイギリス軍が戦って、どちらも生き残らないのは
なんでそんなことになってしまうのか。
ほんとに怖いのは神でも悪魔でもなく、
人間同士の恐怖から来る憎しみなのだと言うことを
伝えたい映画なのだと思いました。
些細なことですが、シャワーの後女医がなぜあんなに驚く?とか
途中ちょっと中だるみっぽいかな~とかありますし、
オリジナルとは毛色が違いますけど、考えさせられる映画ですね。
(キリスト教が根付いてない日本では受けにくいかも!)
あと、お約束のように撮影中も事件事故が起きたようです。
・1人目の監督ジョン・フランケンハイマーは撮影開始前に突然死。
・2人目の監督ポール・シュレイダーは撮影終了後に解任。
(製作会社が怖くないからダメって!これは事件じゃないか。)
・3人目で本作の監督レニー・ハーリンもローマでの撮影中に事故に遭う。
・スタッフが3人突然の熱病により死亡。原因いまだ分からず・・・。
なんで、ホラー映画ってこういうことが起きるんでしょうね?!
ちなみに、アメリカで発売するDVDにはその怖くないポール・シュレイダー版が
セットになるそうです。なんか変な感じですね~(^◇^)日本版はどうなるのかな?
”エクソシスト ビギニング”公式サイトです。