夢と現実のおとぼけバラエティー

実際に夢で見た内容を載せています。それと落語や漫才・コント・川柳・コラムなどで世相を風刺したりしています。

人間の常識は宇宙の非常識(13)

2021-08-21 15:29:50 | 夢と現実のおとぼけバラエティー



創造主 「それでは、はじめから説明しよう。
     あなたがたの魂は、知る必要のあることはすべて知っている。
     だが、知っているだけでは、充分ではない。
     魂は体験したがっている。
     自己についての偉大な概念を偉大な体験に変えたい。
     それが魂の唯一の望みだ。
     概念が体験にならないかぎり、推測にすぎない。
     わたしは長いあいだ、自分についての推測をめぐらしてきた。
     この宇宙が宇宙の時間で経てきたよりも、もっと長く。
     これで、わたしがわたし自身を経験し始めたのがどんなに最近か、
     わかるだろう」

人間 「また、わからなくなりました。あなたがご自分を経験したんですか?」

創造主 「そう。では、こう説明しようか。
     まず初めにあったのは、『存在のすべて』、それだけだった。
     ほかには何もなかった。
     その『存在のすべて』は、自分自身が何者かを知ることはできない。
     なぜなら、あるのは『存在のすべて』だけで、ほかには何もないから。
     ほかに何かがなければ、『存在のすべて』も、無いということになる。
     『存在のすべて』は、裏返せば『無』と同じだった。
     さて、『存在のすべて』は、あるのはあるのは自分自身だけだと知っ
     ていたが、それだけでは充分ではなかった。
     なぜなら、『存在のすべて』であることの絶対的なすばらしさを概念
     的には知っていたが、体験的には知りえなかったから。
     そこで、自らを体験したいと激しく望んだ。
     すばらしいとは、どんな感じなのか、知りたがった。
     だが、それは不可能だった。
     なぜなら、『すばらしい』という言葉そのものが相対的なものだった
     から。『存在のすべて』は、すばらしくないとはどういうことかわか
     らなければ、すばらしいとはどんなものかを知ることはできなかった。
     否定があってはじめて、肯定があるからだ。
     ここまでは、わかっただろうか?」

人間 「たぶん、わかったと思います。続けてください」

・・・(続く)













最新の画像もっと見る

コメントを投稿