2142
宝石店の店員になっている。
なぜか我輩は「ねずみ男」の衣装を被っている。
金持ちの父娘連れがショーケースの前に腰掛けて、
真珠のネックレスの品定めをしている。
我輩は別のショーケースに飾ってある直径15cmもある特大の真珠の珠に
目をつけ、売り場の女店員に値段を聞いた。
女店員は面倒臭そうに「750万円」とぶっきらぼうに答えた。
我輩はそれを持っていき、父親のわきからケースの上にそっと置いた。
父親はミニチュアの真珠と勘違いしたらしく、
無造作にそれを掴んでもてあそびだした。
我輩はあわてて「それは只ではありません」と言ったら、
父親は「いくら?」と聞くので、「750万円です」と答えて引き下がった。
後で売り場の女店員に聞いたら「売れました」と言う。
それで先ほど値段を聞いた女店員に売れたと話したら、
「売れた!?」と素っ頓狂な声を出してびっくりしていた。
ソミド・ドレミ・ソミド・ドレミ・ソミド・ソ・ミ(半音)・レ(半音)・ソー
と聞こえるBGMが流れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/26/6e8a84b547b9648f43dddd00ff54493c.jpg)
🎵[ゲゲゲの鬼太郎]