夢って、奇妙キテレツ！（82）

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美術学校の学生になっている。
ある朝、教室におっかない教官が入ってきた。
「意欲的な作品を作る学生はどこだ？」と大声で呼ぶ。
われこそはという学生たちが「ハーイ」「ハイ」と手を挙げる。
「おまえじゃない」「おまえでもない」
我輩はまた怒られるのは嫌なので、机の下に隠れた。
「オイ、机の下に隠れたやつ、出てこい！」
観念して恐る恐る立ち上がる・・・。
「おまえだ。おまえの作品が２等に入選しておる！」といって
展覧会のパンフレットを見せた。
見ると、我輩が出品した写真の作品が裏表紙一面にデカデカと載っている。
これは過日行われたある展覧会場でのパフォーマンス光景を撮影したものだ。
すると太鼓持ちみたいなおっさんが現れて、
我輩をいろいろな画家の前に連れて行って「推薦してくれ」と依頼しまくっている。
画家たちも困惑している様子だ。
我輩は「まあ、まあ、あわてないで、もっと実績を積んでから・・」となだめている。