夢と現実のおとぼけバラエティー

実際に夢で見た内容を載せています。それと落語や漫才・コント・川柳・コラムなどで世相を風刺したりしています。

江戸のお正月

2019-12-30 08:01:23 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
       

  テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン 


   え〜、江戸っ子はどんな正月の迎え方をしたかと言いますと、
     まず、大晦日の晩は、寝ないで元旦を迎えたんだそうです。
      そうしますと寿命が延びるって信じられていたんだそうですな。
   それから、年が明けたらすぐに水を飲むんだそうで、
     これを「若水」といいまして、これで病気をしないんだそうです。
   それから、初日の出を見に行きまして、
     これでまた、寿命が延びるとされてましたそうで。
   江戸っ子は、初日の出見物と若水汲みが済んだら、
     あとは元旦は一日中、寝ててもいいと考えていたそうですな。
   初詣といいますと、ここに江戸っ子のこだわりがありまして、
     その年の「恵方」(えほう)てのがありますな。
       てまえの住んでる処から見まして、
     この恵方の方角にある神社に行って、お詣りしたんだそうです。
   それから、若水を湧かして「福茶」をいただく。
   これで身体壮健になるんですな。
     ついでに「お屠蘇」(おとそ)でも飲めば、長寿延命まちがいなし。
  それから、三が日嫁さんを楽させると、家が繁昌するといわれてまして、
  三日間は、かかあ天下ですな。
   それから、囲碁・将棋などの負けても腹が立たない程度の勝負事をする。
   勝てば幸先良し、負ければ厄落としというわけで、
   どっちに転んでも開運・出世に繋がるんだそうで。
    元旦の姫ごと(房事)・・わかりますね? ・・厳禁だそうです。
    なぜ・・? 早く老けるからなんだそうです。
    
    (なんとか局) 「あれ、ううう上様」
    (上様) 「余は、豊満な年増が好みじゃ」

    ・・・なんて元旦早々やってるもんだから、将軍は早死にでした・・・。

    町人はってえと、
    そのかわり、猥談(わいだん・・・エッチな話し)での初笑いは
    強運を呼ぶんだそうで。
    そして初湯に入って若返って、
    宝船の絵を布団の下に敷いて初夢を見るんだそうです。
    
    
    (船の側舷を飾っている宝石は、12ヶ月の誕生石です)


    本年もご来場ありがとうございました。
    どうぞ良いお年をお迎えください。






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