古本屋どうしが座敷で商売の話をしている。
そのうち喧嘩になった。
ことの起こりはこうだ。
片方の古本屋が、「商売が上手くいかないので、在庫の本を全部引き取ってくれ」と
頼んでいる。
頼まれた古本屋は、「よっしゃ、義を見てせざるは勇なきなり、引き受けましょ」と快諾した。
ところが、頼んだ古本屋が「全部の本に、わしとこの店名をスタンプさせとくれ」と
言いだしたので、頼まれた古本屋が怒り出した。
「それではお前さんとこの店の宣伝をしてるようなもんやないか」という理屈だ。
座敷の外の廊下には、野次馬がすずなりだ。
「なあ皆の衆、わしの理屈の方が正しいやろ?」と頼まれた方の古本屋が、
そのうち喧嘩になった。
ことの起こりはこうだ。
片方の古本屋が、「商売が上手くいかないので、在庫の本を全部引き取ってくれ」と
頼んでいる。
頼まれた古本屋は、「よっしゃ、義を見てせざるは勇なきなり、引き受けましょ」と快諾した。
ところが、頼んだ古本屋が「全部の本に、わしとこの店名をスタンプさせとくれ」と
言いだしたので、頼まれた古本屋が怒り出した。
「それではお前さんとこの店の宣伝をしてるようなもんやないか」という理屈だ。
座敷の外の廊下には、野次馬がすずなりだ。
「なあ皆の衆、わしの理屈の方が正しいやろ?」と頼まれた方の古本屋が、
自分の手の指を噛んで、「ほら、痛い。どうや、正しい証拠やろ」というと、
野次馬の一人が、その指をくわえて「どうも痛くない」と言うもんだから
野次馬の一人が、その指をくわえて「どうも痛くない」と言うもんだから
その場は混乱状態になってきた。

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