ドーナツワン
606
夕方、歩道の公衆トイレに行こうと外に出たら、トイレの前に二人の浮浪者が座り込んでいた。
不気味な感じなので角を曲がって、どこか立ちションするところを見つけようと歩いていると、
歩道の平べったい石の上に、一本の花がすっくと立って咲いている。
前方から来た小さな女の子が、その花を見つけ抜いてしまった。見ると我が娘ではないか。
我輩はその花を娘のシャツの胸のポケットにさしてやった。
薄暗いので娘は我輩が誰か判らないようだ。
家に戻って娘は母親に花を見せた。
我輩は女房に花を花瓶に生けてくれと頼んだ。
娘は「あれっ!お父ちゃんだったの?」と部屋の明かりで気がついた。
女房は花をわしづかみにしてポケットから抜いた。
あ、あ、茎を持て、茎を・・
607
二階の窓から外を眺めていると、左手の坂道を胡散臭い老人が登ってきてぶつぶつ話しかけてきた。
「何を言ってるのかわからん」と言ったら、そのまま通り過ぎて行ってしまった。
玄関の木のサンダルを履いて外へ出ようとしたら、先ほどの胡散臭い老人が入ってこようとした。
頭にきて「このやろー!泥棒か?」と怒鳴って相手の向こう脛をバンバン蹴飛ばしたら逃げて行った。
後を追いかけて「ドロボー!ドロボー!」と連呼したら声が枯れてしまって、もう出ない・・・
そのジジイは駐車場のところで車を見ている。ずうずうしいやろうだ。
そのあと洗面所で顔を洗っていたら、外人の男が顔を出して「ジャムはいらんかねえ?」ときた。
「ジャム?いらんいらん」と断った。
たまたま窓の外に息子がいたので、外人の男を連れ出してもらった。
そのあとカミさんの友達が来た。
「だいぶ美人になりましたね」と声をかけたら、知らんふりだ。
我輩とは相性が悪いらしい・・・
610
昔の時代らしい。
群馬県がまだ海の近くにあった。
中国の皇帝の軍勢からしょっちゅう脅かされているという。
我が領地は信濃にあるので、なんとか力になってやろうと知恵を絞っている。
611
仲間とサイクリングのプランを立てている。
みんなで市役所へコースの下調べに行く。
道路が雨で足首あたりまで冠水している。
なかなか歩くのが大変だ。
612
夜寝る前にこの本を読みたいと思って、一冊の本を寝転がって読み始めた。
その脇でカミさんがテレビをガンガンつけている。
我輩も別のテレビをつけて本と関連あるチャンネルを探しているが、
なかなか見つからない・・・。
612
いま見ている夢を記録しようとしている。
まず、紙に夢を投写して置き、その周囲を針でブツブツと穴を開けておく。
これで夢の輪郭ができた。
613
ホップ・ステップ・ジャンプ
アジア系らしい若い女 バッグを上に放り上げながら
ゆるい坂道をスキップしながら下ってくる
ホップ・ステップ・ジャンプ
バッグは放り上げられる度に ハンドバッグになったり
ショルダーバッグになったり変身している。
614
インスタントラーメンを美味しく作るコツを発見した。
まず熱湯にラーメンの塊を入れ、適度の柔らかさになるまで良く解したら、
金ざるにあけ、お湯を切ってラーメンの丼に入れておく。
次に丼の半分ぐらいの量の熱湯にラーメンスープを入れ、良くかき混ぜて、
先ほどのラーメンの入った丼に入れる。
最後に別に用意した具を入れて出来上がり。
みんなが見学に来て食べて美味しいと驚いている。
615
宴会の席に遅刻した。
隅っこの席にすわると、後輩がコーヒーカップにビールを注いでくれた。
あ、あ、まだコーヒーが入っているぞ。
まあ、コーヒービールってのも本邦初だろう。
616
仲間での宴会に、和服のホステスが何人か入ってきた。
お触りサービスOKだという。
あちこち触っていた手が、次第にあそこへ伸びてゆく。
くりちゃんへのマッサージを始めたら、あら、部屋から出て行っちゃった。
ちょっと、やり過ぎだったかな?
617
どこかでスイカを丸ごと冷やせる所はないか?
電車で3駅行った処に日帰り温泉があり、そこでスイカを冷やしてくれるそうだ。
近所のおばちゃんがスイカを冷やしたいと持ってきた。
ついでにやってやるか・・・
618
室町時代か? 将軍暗殺の陰謀らしい。
禰宜(ねぎ)が舞台にいた巫女から刀を奪い、
わめきながら庭に飛び降りて将軍の元へ向かおうとする。
御家人が叫びながら禰宜に飛びかかり、一刀のもとに成敗した。
619
国政選挙に投票に行った。
有名な演歌歌手が立候補しているので、一票入れようとしている。
だが、名前をど忘れしてしまった。
投票所のおじさんに聞いてみたが、「わからない」と言う。
困った・・・
夕方、歩道の公衆トイレに行こうと外に出たら、トイレの前に二人の浮浪者が座り込んでいた。
不気味な感じなので角を曲がって、どこか立ちションするところを見つけようと歩いていると、
歩道の平べったい石の上に、一本の花がすっくと立って咲いている。
前方から来た小さな女の子が、その花を見つけ抜いてしまった。見ると我が娘ではないか。
我輩はその花を娘のシャツの胸のポケットにさしてやった。
薄暗いので娘は我輩が誰か判らないようだ。
家に戻って娘は母親に花を見せた。
我輩は女房に花を花瓶に生けてくれと頼んだ。
娘は「あれっ!お父ちゃんだったの?」と部屋の明かりで気がついた。
女房は花をわしづかみにしてポケットから抜いた。
あ、あ、茎を持て、茎を・・
607
二階の窓から外を眺めていると、左手の坂道を胡散臭い老人が登ってきてぶつぶつ話しかけてきた。
「何を言ってるのかわからん」と言ったら、そのまま通り過ぎて行ってしまった。
玄関の木のサンダルを履いて外へ出ようとしたら、先ほどの胡散臭い老人が入ってこようとした。
頭にきて「このやろー!泥棒か?」と怒鳴って相手の向こう脛をバンバン蹴飛ばしたら逃げて行った。
後を追いかけて「ドロボー!ドロボー!」と連呼したら声が枯れてしまって、もう出ない・・・
そのジジイは駐車場のところで車を見ている。ずうずうしいやろうだ。
そのあと洗面所で顔を洗っていたら、外人の男が顔を出して「ジャムはいらんかねえ?」ときた。
「ジャム?いらんいらん」と断った。
たまたま窓の外に息子がいたので、外人の男を連れ出してもらった。
そのあとカミさんの友達が来た。
「だいぶ美人になりましたね」と声をかけたら、知らんふりだ。
我輩とは相性が悪いらしい・・・
610
昔の時代らしい。
群馬県がまだ海の近くにあった。
中国の皇帝の軍勢からしょっちゅう脅かされているという。
我が領地は信濃にあるので、なんとか力になってやろうと知恵を絞っている。
611
仲間とサイクリングのプランを立てている。
みんなで市役所へコースの下調べに行く。
道路が雨で足首あたりまで冠水している。
なかなか歩くのが大変だ。
612
夜寝る前にこの本を読みたいと思って、一冊の本を寝転がって読み始めた。
その脇でカミさんがテレビをガンガンつけている。
我輩も別のテレビをつけて本と関連あるチャンネルを探しているが、
なかなか見つからない・・・。
612
いま見ている夢を記録しようとしている。
まず、紙に夢を投写して置き、その周囲を針でブツブツと穴を開けておく。
これで夢の輪郭ができた。
613
ホップ・ステップ・ジャンプ
アジア系らしい若い女 バッグを上に放り上げながら
ゆるい坂道をスキップしながら下ってくる
ホップ・ステップ・ジャンプ
バッグは放り上げられる度に ハンドバッグになったり
ショルダーバッグになったり変身している。
614
インスタントラーメンを美味しく作るコツを発見した。
まず熱湯にラーメンの塊を入れ、適度の柔らかさになるまで良く解したら、
金ざるにあけ、お湯を切ってラーメンの丼に入れておく。
次に丼の半分ぐらいの量の熱湯にラーメンスープを入れ、良くかき混ぜて、
先ほどのラーメンの入った丼に入れる。
最後に別に用意した具を入れて出来上がり。
みんなが見学に来て食べて美味しいと驚いている。
615
宴会の席に遅刻した。
隅っこの席にすわると、後輩がコーヒーカップにビールを注いでくれた。
あ、あ、まだコーヒーが入っているぞ。
まあ、コーヒービールってのも本邦初だろう。
616
仲間での宴会に、和服のホステスが何人か入ってきた。
お触りサービスOKだという。
あちこち触っていた手が、次第にあそこへ伸びてゆく。
くりちゃんへのマッサージを始めたら、あら、部屋から出て行っちゃった。
ちょっと、やり過ぎだったかな?
617
どこかでスイカを丸ごと冷やせる所はないか?
電車で3駅行った処に日帰り温泉があり、そこでスイカを冷やしてくれるそうだ。
近所のおばちゃんがスイカを冷やしたいと持ってきた。
ついでにやってやるか・・・
618
室町時代か? 将軍暗殺の陰謀らしい。
禰宜(ねぎ)が舞台にいた巫女から刀を奪い、
わめきながら庭に飛び降りて将軍の元へ向かおうとする。
御家人が叫びながら禰宜に飛びかかり、一刀のもとに成敗した。
619
国政選挙に投票に行った。
有名な演歌歌手が立候補しているので、一票入れようとしている。
だが、名前をど忘れしてしまった。
投票所のおじさんに聞いてみたが、「わからない」と言う。
困った・・・
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