山 名 仙丈ヶ岳(3032.6m) 薮沢コース
所 在 長野県伊那市長谷河内
日 時 平成21年8月22日~23日(土~日) 曇~晴
人 員 6名(男5名、女1名 )
「老頭児山友倶楽部」の山行
(ロートルサンユウクラブ)
8月22日(土)
村上発8:10~伊那市長谷河内「仙流荘」着15:30頃
8月23日(日)
シャトルバス停(仙流荘脇)発5:58~(0:51)大平山荘着6:49~(1:16)薮沢~(0:46)五合目分岐点~(0:12)馬ノ背ヒュッテ~(0:11)馬ノ背~(0:39)仙丈小屋(昼食)~(0:09)地蔵岳分岐点~(0:17)仙丈ヶ岳頂上着10:10
仙丈ヶ岳頂上発11:31~(0:11)小仙丈ヶ岳分岐点~(0:06)仙丈小屋~(0:19)馬ノ背~(0:07)馬ノ背ヒュッテ~(0:09)五合目分岐点~(0:28)薮沢~(0:48)大平山荘~(0:15)北沢峠着14:32~(0:44)シャトルバス停着15:42
仙流荘発16:40~村上着22:00
【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。
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初日に北沢峠の長衛荘や大平山荘まで行きたかったが、山小屋の予約が取れずシャトルバス乗り場に隣接する仙流荘に宿泊することになった。
翌日、一番のバスで標高2030mの北沢峠へ向かった。バスはマイクロバスで、席が埋まると次々に発車した。乗り残しのないように運行するとのことだった。
私たちの予定は薮沢コースなので、北沢峠手前の大平山荘で降ろしてもらった。大平山荘からはしばらく平坦な樹林帯を行き、小沢を渡ると登りになる。巻き気味の歩きやすい道をしばらく登ると、本来の登山道が土砂崩れのため高巻きの道がつけてあった。
ここを乗り越えると薮沢へ降り左岸へと渡る。ここからは沢沿いのガラ場状の急登の連続となる。陽があたり暑いが、タカネグンナイフウロ、ヨツバシオガマ、ウサギギクなどの高山植物が次々と現れ疲れを癒してくれる。
五合目分岐点から薮沢を離れ、マルバダケブキの群落のある斜面のジグザグを登ると馬ノ背ヒュッテに着く。ここから緩い登りをしばらく行き、丹渓新道への道を分けると森林限界を抜け見通しのよい尾根に出る。
ここからは、仙丈ヶ岳山頂や仙丈カール、仙丈小屋が指呼の間にあり山頂の登山者も確認できる。振り返れば甲斐駒ヶ岳、鋸岳が圧倒的な大きさで迫り、その先には赤岳のピークが目立つ。その左側には北アルプス、中央アルプスも遠望できる素晴らしい眺望だ。
10時すぎに仙丈小屋に到着。曇ってきて風が少しあり寒い。頂上は人が多く寒そうなのでここで昼食とする。ここからの眺めも最高で、小屋番の人も赤岳や北アルプスがこれほどよく見えるのは年に何回もないと話していた。
防寒のため雨衣を着て仙丈小屋から西側のカールの縁を登る。11時08分、仙丈ヶ岳頂上着。頂上の上空は曇っていたが四方の眺望はよく、北岳越しに富士山も見えた。(あとは写真をごらんください。)
下山は、仙丈カールの東側の縁を回って仙丈小屋へ下り、往路をもどった。
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仙流荘脇のシャトルバスのバス停
バス停の先が仙流荘。撮影している場所の後ろが無料駐車場。
シャトルバス車中から仙丈ヶ岳(赤点)
薮沢コース登山口の大平山荘
山荘の右奥が薮沢コース入口となっている。
大平山荘から北アルプスの槍・穂高
この地点から北アルプスが望めるのは年に数回と山荘の人が言っていた。
薮沢右岸から左岸へ渡る。
この後、沢沿いのガラ場状の登山道となる。登山道脇には高山植物が多い。
薮沢沿いのセンジュガンピ
タカネグンナイフウロ
馬ノ背ヒュッテ直下斜面のマルバダケブキの群落
馬ノ背ヒュッテ
イチヤクソウ(馬ノ背ヒュッテ上部)
馬ノ背ヒュッテ上部から仙丈ヶ岳頂上(中央)。その下が仙丈小屋。
左のピークは仙丈カールの東側の尾根。
仙丈小屋直下から仙丈ヶ岳(中央奥)
仙丈小屋直下から北アルプス(右)、中央アルプス(左)
仙丈小屋
小屋前から甲斐駒ヶ岳、鋸岳などの見晴らしがよい。
仙丈ヶ岳頂上
仙丈ヶ岳頂上から仙丈カールと仙丈小屋。
その先の尾根が馬ノ背、その先の尾根が鋸岳。
遠方の山脈の右ピークが赤岳(八ッ岳)。
仙丈ヶ岳頂上から富士山(左)と北岳
仙丈ヶ岳頂上から甲斐駒ヶ岳。それに続く尾根が鋸岳。
遠方のピークは赤岳。
仙丈ヶ岳頂上から仙丈カールを巡る東側の尾根。
右のピークは富士山と北岳。
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