山 名 新保岳(852.2m) 浜新保口
所 在 新潟県村上市浜新保
日 時 平成25年11月9日(土) 快晴
人 員 単独
浜新保集落から新保岳
【浜新保口について】
浜新保口は、工事中の林道が登山道を横切り、そこに新しい登山口の標識が建てられていた。工事関係者に聞いたところ一昨年前かららしい。今回はこれが分からず旧登山口から登ったが旧道はすごい藪で廃道に近い。(詳細は本文で)
浜新保側の新登山口
ここまで舗装がされており、今この先(右方向300m)の舗装中で工事車両が多く停まっていた。一般車も入れるが駐車場所は少し下の路側に工事の邪魔にならないように停める必要がある。
コースタイム
旧登山口発9:34~(0:18)尾根に出る~(0:37)林道(新登山口)~(0:32)天池~(0:33)新保岳山頂着11:48
山頂発12:30~(0:21)天池~(0:22)林道(新登山口)・・・林道を歩く・・・(0:43)旧登山口着13:56
【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。
標識の反対側の法面の登り口。草藪で踏み跡はほとんどわからない。一瞬、入るのを躊躇したが、折角ここまで来たのだからと思い、斜面に取付く。
少し上がって見るとこのとおりの草藪。また止めようかと思ったが分け入る。
所どころに、荷造りの結束バンドのマーカーがあり、誰かは入ったんだなと思いながらマーカーを辿る。落ち葉で踏み跡は全く分からない。
尾根に出て少しは登りやすくなったが時々道を間違い、マーカーまで戻り踏み跡を辿った。
この様子だとこの道は使われていないな、どこかで林道が横ぎっているな、と感じつつ登る。
尾根が狭くなり道は辿りやすくなったがこの藪だ。
木の間越しに何か車のようなものが見えた。おっ、やっぱり・・・
やっぱり林道が横切っていた。
新登山口の標識
【工事関係者の方から情報収集】
1 この登山口は一昨年前あたりにでき舗装も完了した。
2 現在、この先300mの舗装工事をしている。
3 一般車もここまで入れる。ただし、駐車スペースはない。
登山口から少し下の幅広になった路側に、今回すれ違った一組の登山者の車が停めてあった。
(今回下山時にこの林道を下ったが、数ヶ所に「工事中」「関係者以外の立入禁止」のゲートがあった。今回は開けてあったが工事の進捗状況によっては、一般車を制限することもあるのではないかと、私は思った。)
4 塩野町工区と接続するには、まだ3kmの工事が必要とのことだった。
新登山口案内板(拡大)
標識によれば
1 登山口の標高 約540m
2 山頂までの距離 約2km
3 所要時間 登り 65分、下り 58分
4 「注! 登山道はありません」
これだけの看板を立ててこの文言はないと思うが、「正規の登山道はないので、登るときは自己責任で・・・」ということか・・・
新登山口の少し上から粟島を望む。
道はこのとおり、格段によくなった。
ブナの紅葉が青空に映えて美しい。
池のある窪地。登山口の案内板では「天池」となっていた。水は少ないようだ。
胸のすくような木々の紅葉。やっぱり紅葉には青空が欠かせないな。
下草の少ないきれいなブナ林の登り。ここは右の巻き道をこのピークの上まで登り、一旦下って登り返すと新保岳の頂上だ。
新保岳頂上。新しい頂上の標識が建てられていた。
新保岳の頂上から新雪をいただく月山が見えた。
新保岳頂上から粟島
新保岳頂上から村上市街方向と二王子岳
所どころ、真っ赤な紅葉がある。(下山中)
上に同じ
下山は、新登山口から周囲の紅葉を愛でながら林道を下る。
北側の尾根の紅葉が陽に映える。
何の木の実だろう?
私の拙いブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ガスボンベの底が丸く凹んでいるため倒れるのではないかと思い、声をかけさせていただきました。私も、もう少しお声掛けしようと思ったのですが、生来の無口のため失礼いたしました。また、どこかの山でお会いすることがありましたら、よろしくお願いいたします。
新保岳、20数年前に会山行参加で一度のみ。
以来ご無沙汰です。貴殿ご存知の村上のMさんから
現在は登山道が変わってしまったと聞いていましたが、
昔の事は忘却の彼方、改めて折りあれば一度出かけてみたく思ってます。
当日の朝、件のMさんにお誘いの電話をしたのですが、もうすでにどこかの山に出かけられた後でした。
新保岳は、昔、塩野町口から登山道を付けるお手伝いをしたことのある想い出深い山でしたが、塩野町口、浜新保口ともちょうど真ん中で林道にちょん切られ、登り応えのない山になってしまいました。
両登山口とも、登り約1時間、下り約30分ですが、塩野町口は少し急で短く、浜新保口は暖登ですが距離は長く、少し時間がかかるような気がします。
軽い山となりましたが、奥さまとゆっくり新緑のブナ林や紅葉を愛でにぜひおいでください。