組み立てが完了しテスト作業中のDOS-Vパソコン。
現用のDOS-Vパソコンを作製してから5年を経過しようとしている。来年のWin10のサポートを見据えて家のパソコン4台はWin11に入れ替えた。が、CPUは旧世代のものでWin11のシステム要件を回避してインストールしたものだ。 それでも現用のメインパソコンは「i7-5820K 6コア12スレッド、3.30GHz」でそこそこの性能なもので何の不満もないが、この辺でWin11のシステム要件を満たすパソコンを作製してみることにした。
ネットでZ790チップセットでコスパの良いというMSIのマザーボードを選択。これまではASUS 、ASRockのマザーボードばかりだったので初めのメーカーだ。
このマザーボード上にはM.2が4つも搭載できるようになっているのには驚いた。Win11のシステムをM.2に移し他のM.2を装着すればSSDなどの外部ストレージが必要なくなる。
製品スペック(メーカーサイト)
最近のマザーボードはバックパネルとIOシールドが一体化してマザーボードに付いているようだ。まあ、この方が組立時に各端子をIOシールドにはめ込む手間が省けていいし、組み立て時のマザーボードへのストレスも少ない。
各端子とも高規格化し性能がアップしている。
バックパネルの説明
CPUはAMDのRyzenが高性能でリーズナブルのようだが、ここはお家元のINTEL第12世代のCPUを選択。このマザーボードには最新世代の14世代のCPUまで載せることができるが、懐具合と相談してこのCPUにした。どちらかというとゲーマー向けのレアのCPUのようだ。「K」のサフィックスが付いているのでハイスピードクロックだ。
基本仕様(メーカーサイト)
メモリは16GB ✕ 2の32GB。現用機の2倍の容量だ。
このマザーボードはCPUブースト電源が2つ必要だった。手持ちの電源は少し古いものだったのでCPU電源が1つしか付いていない。やむを得ず玄人志向のものを新規に調達した。
着脱式の電源端子。必要なものだけ使うのでケース内の取り回しはすっきりした。
CPUにリテールファンが付いていなかったのでストックしてあったものを利用した。
CPU、メモリ、ファンを取り付けたマザーボード。
ファンが縦型なのでちょっと奇異に感じる。そういえばなぜストックしてあたか思いだした。前のパソコンではケースファンにつかえて使用できなかったのだ。今はカスカスで納まっている。
CPUブースト電源を2つ接続
配線が完了し組み上がったDOS-Vパソコン
SCRとある誤り。正しくはSSR(ソリッドステートリレー)。
緊張の火入れ式・・・。無事BIOSが立ち上がりホッとした。この後、Win11をインストール。マザーボードにはTPMのピンヘッダー付いていたのでTPMモジュールを買い足さなければならないかと思ったが、デバイスマネージャーではTPMが認識されていた。マザーボードのTPMピンヘッダーは何だったのだろう。?
このマザーボードにはEZ Debug LEDが付いており、インストール時のエラーが分かるようになっている。今回は一発でBIOSが立ち上がったので必要なかったが自作派にはありがたい機能だ。
完成したDOS-Vパソコンの外観
ケースはWinDyのストックしてあったものを利用。私は今はないこのWinDyのケースが好きで家にあるDOS-Vパソコンは全部WinDyのケースだ。
当面、旧機と平行使用して行く予定だ。
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