酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
登山・スキー・旅行・社交ダンス・アマチュア無線・工作などを、写真を中心に紹介しています。

倉手山 (952.4m)

2019-06-27 14:04:39 | 登山の記録

倉手山山頂から飯豊本山

山 名   倉手山(952.4m)   

所 在   山形県西置賜郡小国町大字小玉川(長者原)

日 時   令和元年6月26日(水)  晴

人 員   T・Mさん

 

コースタイム
登山口発7:54~(0:38)休み場~(0:36)尾根の頭~(0:40)倉手山山頂着10:05(昼食)

倉手山山頂発11:42~(0:30)尾根の頭~(0:21)休み場~(0:21)登山口着13:08

【注】かっこ内は所要時間で休憩時間を含まない。山の所在は入山口の集落名または最奥の施設名とした。 
   「休み場」は、登り口からの急坂が終わった所にある見晴らしのいい休憩場所、「尾根の頭」は尾根を登りきって右に曲がる頂稜のところで、いずれも私の仮称です。

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 GPSの軌跡(クリックで拡大)
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 倉手山はしばらく行っていないなと思い記録を調べてみたら、最後に登ったのは11年前だった。

 長者原集落からの登山道もあったようなので登って見たいと思い地元の関係者に問い合わせてみたが、’92年のべにばな国体の時に整備したが、その後は整備しておらず廃道とのことだった。(’93年の昭文社のエアリアマップには、長者原集落と温身平堰堤ほかの登山道が載っている。)

 長者原集落の登山口及び今の登山道との接続点を確認がてら、T・Mさんと現登山道を登ることにした。晴れの日を選んで登ったので、頂上からの飯豊連峰の景観は素晴らしかった。人間の目は視野角が広く稜線の縦走路が手に取るように見えたが、写真ではこの圧巻が表現できていないのが残念だ。
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 立派なトイレが設置された登山口駐車場


 新設されたばかりのようできれいなトイレ
 仮置き型のようでシーズンオフには撤去格納されるのかも知れない。


 登山口の標識


 急登を登り終えた休み場から倉手山


 尾根の頭(仮称、以下同)に出る手前から長者原集落と樽口峠


 尾根の頭に出る手前から大境山方面


 尾根の頭に出ると右に曲がり緩やかな頂稜を行く。その先の急坂を登ると倉手山山頂だ。


 尾根の頭の廃道になった長者原からの登山口との合流点(だと思う。)
 薮の下に踏み跡が残っている。岩稜尾根をしばらく下り、別の岩稜尾根に乗り替えて、その岩稜の西側をへつる登山道のようだ。単に薮をかき分けて行けばよいという道ではなく、難路のような気がした。
 登る前に、長者原集落からの登山口(民有地)も確認した。


 尾根頂稜から朳差岳


 倉手山山頂
 今日の一番乗り。登り始めた時、赤い車が駐車場に止まったので、今日の倉手山は貸し切りではなくなった。
 頂上にいたとき、男女1名づつの単独行者が登ってきた。
 下山を始めた時に、男性2人のパーティ、尾根の頭の下で男女1組が登ってきた。本日は5パーティ7人様のようだ。


 倉手山山頂広場


 倉手山山頂から飯豊本山方面の景観
 午前の早い時間帯に頂上に着いたので飯豊連峰がくっきり見え、御西小屋、梅花皮小屋、朳差小屋も確認できた。
 時間が経つにつれ雲が湧き、見透しのすっきり感がなくなっていった。


 倉手山正面の飯豊連峰


 飯豊連峰石転び沢(望遠)


 倉手山正面より右方向の飯豊連峰


 倉手山山頂より右方向の飯豊連峰
 朳差岳が木立に隠れているがなんとか見える。


 山頂より下降中に撮影した朳差岳(望遠)
 朳差小屋がはっきり分かった。


 山頂より下降中に撮影した尾根の頭(左)と樽口峠
 尾根の頭から右に下っていく尾根が廃道になった長者原からの登山道だと思う。


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5 コメント

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五月の飯豊は (マイペンライ)
2019-06-29 15:24:38
 純白の厚化粧で小悪魔的な中年女性を感じさせますが、六月梅雨時の晴れ間に輝く飯豊は薄化粧した純真な心を持つ乙女のような雰囲気が漂っています。
 それにしても、飯豊は春夏秋冬いつ眺めても何処から眺めても飽きることなく時の経つのを忘れてしまいます。
 倉手山の中腹から樽口峠が見えるのですね。うっかりしていました。
 以前、市野沢側から樽口峠へロードで上りましたが、途中小休止していると小さなハエのような虫がまとわりついてやっとの思いで樽口峠に着きましたが、ここでも虫に悩まされ急いで小玉川へ下りました。急な曲がりくねった上り坂と虫にまとわりつかれ、疲れも重なって余りいい思い出ではありませんでしたが、それも過ぎてしまえば懐かしくなるから不思議です。
 写真ありがとうございました。
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マイペンライさん (酔いどれ山ガラス)
2019-06-29 16:33:14
 この時期の飯豊は緑と残雪のコントラストがいいですよね。10時ころ頂上についたので、雲も湧かず見透しがすっきりでした。人間の目は視野が広く稜線の縦走路がはっきり分かり、過去に歩いた道が彷彿と浮かんできました。
 「今頃あそこを歩いてる人はルンルンだよね。もうボッカでも連れて行かないと行けないよねぇ・・」と、同伴者と長嘆息をついていました。
 昼過ぎに下山した頃は、稜線に雲が湧き見透しも悪くなっていました。
返信する
飯豊の山歌 (マイペンライ)
2019-07-04 15:40:10
 古い日記帳に挟まっていました。私を夢中にさせた飯豊ですが、昭和四十五年の夏が短いお付き合いの最後のデートになりました。その頃の歌です。
 
 ウグイスの声懐かしく 吹く風清くオレンジの
 ニッコウキスゲ咲き誇る

 飯豊へ続く尾根づたい  気高く清く大日の
 雄々しき姿そびえ立つ

 朝霧の中に浮かび出る  烏帽子の峰に白い雲
 青春の輝きで光ってた

 リボンの似合う初恋の  乙女を思わす飯豊原
 見せてやりたやこの風景

 さようなら さようなら  飯豊のお山よ
 君の心に触れ 君と語り合ったことを
 青春のひとかけらの思い出だけど
 生きる喜び 耐えぬくことを教えてくれたくれた君に
 
 さようなら さようなら
 さようなら さようなら


 
返信する
マイペンライさん (酔いどれ山ガラス)
2019-07-05 16:56:54
 随分ロマンチックな詩ですね。マイペンライさんの作詞ですか。メロディはついているのかな?
 私にこのような能力はありませんが、昔、テントの中でよく歌ったのは、蔵王の山男の替え歌の「飯豊の山男」・・・。(ブログ拙稿「山の歌」に載せてあります。)ちょっとロマンチックなところでは「岳人の歌」。
1.星が降るあのコール グリセードで あの人は来るかしら 花をくわえて アルプスの恋唄 心ときめくよ 懐かしの岳人 やさし彼の君.
2.白樺にもたれるは いとし乙女か 黒百合の花を 胸にいだいて アルプスの黒百合 心ときめくよ
 夜間に花をくわえてグリセードするなど、今思うと考えられないことですが、当時は臆面もなく大声で歌っていました。
 
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岳人の歌 (マイペンライ)
2019-07-07 14:14:40
 私も仲間と登山中よく歌いました。懐かしいです。
他に「山賊の歌」「若者たち」「いつかある日」なども歌いました。歌手の伊藤久男さんが歌った「山の男は雲と友達」
それに和田弘とマヒナスターズの「山の男で暮すのさ」も
忘れられない歌の一つになっています。
 上高地へ野麦街道を走るバスの中で四人で合唱したら車中の人から盛大(?)な拍手を頂いたことも山登りしていた頃の忘れがたき青春時代の思い出です。
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