山 名 鳥海山(2236m) 吹浦口
(御浜~外輪山~山頂~千蛇谷~鳥海湖)
所 在 山形県飽海郡遊佐町吹浦字鳥海山
日 時 平成23年7月21日(木)~22日(金)
人 員 5名(男3名、女2名 )
22日(晴)
大平山荘発4:45~(0:17)吹浦登山口~(0:38)見晴台(朝食)~(0:48)河原宿~(0:37)御浜小屋~(0:54)千蛇谷分岐点~(1:05)伏拝岳~(0:41)七高山分岐点~(0:10)大物忌神社~(0:20)鳥海山山頂~(0:10)大物忌神社着11:30(昼食)
大物忌神社発12:27~(0:53)千蛇谷分岐点~(0:52)鳥海湖~(0:29)河原宿~(0:32)見晴台~(0:16)吹浦登山口~(0:17)大平山荘着16:20
【注】
・ カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。
・ 山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。
・ 下りの見晴台から吹浦登山口間は、道がよかったのでかなりのスピードで下った。
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鳥海山は今回で5回目だ。過去3回は30~40年前の独身時代だったが、みんな天気が悪くあまりいい思い出はない。また、ブルーラインもできておらず、汽車やバスの利用だったので2~3日の山行だった。最近では平成11年8月に湯の台コースを登っているが、このときは比較的よい天気だった。
今回は、吹浦口の国民宿舎大平山荘に前泊し登ることになった。大平山荘には17時過ぎに到着し、時間があったので象潟口の鉾立まで行ってみた。大きな駐車場や山荘、見晴台などが整備され、一大リゾート基地化されていたのには驚いた。吹浦口に立派な国民宿舎大平山荘ができていたのにも驚いたが・・・
22日は、心配していた台風6号の影響もなく素晴らしい好天になった。百聞は一見に如かず、詳細は次の写真をご覧ください。
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吹浦登山口
大平山荘から約1kmのところにあり、階段を登るとコンクリートが敷設された山道となる。ここから鉾立の象潟登山口までは約2kmだ。
見晴台から大平山荘
ここまで登山道にコンクリートが敷設された道で大変歩きやすいが、反面、山登りをしている感じがしない。
河原宿上部の愛宕坂を登る。
河原宿から御浜、鳥海湖へ向かう分岐点があり幅広の石畳が整備されていた。最近はそちらの方がメインルートのようだ。(後方は笙ヶ岳)
湯の台口にも滝の小屋上部に河原宿という地名と小屋があり紛らわしい。
御浜小屋付近のヨツバシオガマとハクサンフウロ。
ニッコウキスゲ、ウサギギク、ヤマハハコなど高山植物が多く咲いていた。
御浜小屋から稲倉岳、象潟方面。前方の山が稲倉岳
御浜小屋
夏休み前の平日なので登山者は多くなかった。
御浜小屋から鳥海湖。遠く月山が望める。
御浜小屋上部の御田ヶ原から鳥海山頂(左)。右の尾根が外輪山。
千蛇谷分岐点上部の外輪山から千蛇谷と鳥海山頂(左)
チョウカイフスマ(外輪山)
イワギキョウ(外輪山)
伏拝岳手前の外輪山から心字雪渓と河原宿小屋。遠方は月山。
外輪山から御浜、鳥海湖
伏拝岳から鳥海山頂、鳥海山大物忌神社
外輪山の行者岳付近のミヤマキンポウゲの群落。
ここから大物忌神社へのルートがあるが、少し先の七高山手前の分岐点から神社へ下った。
ミヤマリンドウ(外輪山)
鳥海山(新山)山頂
鳥海山山頂から外輪山の行者岳方面
鳥海山山頂から外輪山の伏拝岳
鳥海山大物忌神社
大物忌神社の外観
右側の赤い屋根の小屋は、山小屋兼「八海山ミュージアム」として今年建築されたもので、前衛的な絵と小物類が展示されていた。
(オープン直前でまだ最終作業が続けられていたが、作業中の小屋の人に見ていかないかと声をかけられ覗いてみた。)
大物忌神社からの下山路。左下方が千蛇谷、その上の尾根が外輪山。
千蛇谷分岐点から千蛇谷の下流方面。
左奥の山は稲倉岳。
チョウカイアザミ(七五三掛付近)
ハクサンイチゲの群落(御田ヶ原分岐点付近)
鳥海湖畔から御浜小屋。鳥海湖に下りたのは初めてだ。
御浜小屋尾根のニッコウキスゲ。
右下が鳥海湖。尾根の向こう側が御浜小屋。
ここから御浜小屋を経由せずに河原宿(左側)へ下る。手前をまっすぐ行くと笙ヶ岳。
山の記録って役立ちますねぇ~。