これはねー、かなり気になってた本です。
気になってた本、いっぱいあるなあwww
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「陽気なギャングが地球を回す」
伊坂幸太郎
祥伝社文庫
おもしろかった~。
すごいテンポがいい。
読んでてどんどん先が読みたくなるのよね。
で、わくわくする。
サスペンス?ミステリー?なんだけど、
緊迫感がないのだよね。もちろんいい意味で。
切羽詰った感じじゃないっていうか、
怖くない、ぞくっとしない、どちらかというと痛快。
そんで無駄がない。
出てきたものは全部使う、そんな感じ。
でも邪魔っけじゃない。嫌味がない。
気持ちいいよねー、そういうのは。
映画化されたのだけど、成瀬役は佐藤浩市だと思ったのにな。
佐藤浩市は響野役で、成瀬は大沢たかおだったのか。
なんかちょっとイメージと違うな。
でも映画にしたらおもしろそうだよね。
久遠みたいにひねくれた人も好きだけど、
個人的には響野みたいな演説をする人、結構好きだな。
内容がすごいおもしろいの。
で、人質になった人たちに、人質と思わせないようにする、
不運な出来事が幸運な出来事であるかのように思わせる。
すっげー特技だよね。
というわけで、続編が読みたくなる1冊でございました。