Quadraphonic sound、日本でいう4チャンネルステレオ、その対応レコードも70年代の前半くらいから日本でもCBSソニーをはじめとして結構な数のタイトルが出ていましたね。通常の左右2チャンネルステレオに加えてリアスピーカー左右2チャンネル分の信号を追加し、4つのスピーカーによる立体的な音響効果が得られるようにした方式なわけですが、この方式でカッティングされたレコードを通常の2チャンネルの機器で聴けば当然ミックスが違って聴こえるわけです。私もその当時にサンタナの「天の守護神」の4チャンネル盤を聴いて違和感を覚えた経験があります。ということでミックス違いという観点から一部の盤は盤起こしのBootCDが出たり珍重されたこともありました。
ということで そのQuadraphonic soundの2枚を入手、元の2チャンネル盤をそれほど聴き込んだわけではない盤につきその違いは判らなかったりするのですが、まぁ、こんなのもあったということで。
1,Coming Down Your Way/Three Dog Night (ABC) 1LP 100円
スリー・ドッグ・ナイト75年の13枚目のアルバム。元気いっぱいキラキラ輝くようなポップスがウリだったT.D.N.もさすがにここまで来るとシングル・カットされた"Till The World Ends"に代表されるように落ち着いたしっとり感が。ただ、スペイン語で歌う哀愁のラテンソング"Yo Te Quiero Hablar"とかキャッチーな"Midnight Flyer ("Eli Wheeler") "もあってまだまだT.D.N.らしさは残した一枚。このアルバムあたりからバックメンバーが次々と離脱、翌年にもう一枚「American Pastime」を出して結局解散。とうことで、T.D.N.最後の灯の一枚ですね。ただ、4チャンネル盤まで出ているということはリリース時点ではT.D.N.はバンドの内情とは別にまだまだビジネスになるバンドお見なされていたわけですね。
Side A
1. Til The World Ends
2. You Can Leave Your Hat On
3. Good Old Feeling
4. Mind Over Matter
5. Midnight Flyer ("Eli Wheeler")
Side B
1. Kite Man
2. Coming Down Your Way
3. When It's Over
4. Lean Back, Hold Steady
5. Yo Te Quiero Hablar
2,It's Like You Never Left/Dave Mason (Columbia) 1LP 100円
Blue ThumbからColumbiaに移籍しての一枚目の73年作、通算5枚目のアルバム。邦題は「忘れえぬ人」。ジョージ・ハリソン、スティーヴィー・ワンダー、グラハム・ナッシュが客演していることでも話題になった記憶が。
のめり込むほどには聴いてこなかった人ですが、Columbia時代の諸作はどれも好盤とという印象、一番聴いたのは「ライヴ~情念」、次が「スプリット・ココナッツ」かな。本当に久し振りに聴いた本盤、グラハム・ナッシュと絡みメイソンらしいくぐもったギターが聴ける1曲目からもうまるでディヴ・メイソンの世界で、ジョージ"Son Of Harry"ハリソンのスライドギターにもニンマリ、かっこいいインスト"Side Tracked"もいいアクセントだし、さりげなく配されるホーンアレンジも素晴らしいし、派手さは無くとも実に良く出来たアルバム、ですね。
1. Baby...Please
2. Every Woman
3. If You've Got Love
4. Maybe
5. Headkeeper
6. Misty Morning Stranger
7. Silent Partner
8. Side Tracked
9. The Lonely One
10. It's Like You Never Left
4チャンネル専用のインナー・スリーブ、4チャンネルを再生する各社のコンポーネントが紹介されています。東芝、ソニー、サンヨー、アイワや日立の製品も掲載されています。
ということで そのQuadraphonic soundの2枚を入手、元の2チャンネル盤をそれほど聴き込んだわけではない盤につきその違いは判らなかったりするのですが、まぁ、こんなのもあったということで。
1,Coming Down Your Way/Three Dog Night (ABC) 1LP 100円
スリー・ドッグ・ナイト75年の13枚目のアルバム。元気いっぱいキラキラ輝くようなポップスがウリだったT.D.N.もさすがにここまで来るとシングル・カットされた"Till The World Ends"に代表されるように落ち着いたしっとり感が。ただ、スペイン語で歌う哀愁のラテンソング"Yo Te Quiero Hablar"とかキャッチーな"Midnight Flyer ("Eli Wheeler") "もあってまだまだT.D.N.らしさは残した一枚。このアルバムあたりからバックメンバーが次々と離脱、翌年にもう一枚「American Pastime」を出して結局解散。とうことで、T.D.N.最後の灯の一枚ですね。ただ、4チャンネル盤まで出ているということはリリース時点ではT.D.N.はバンドの内情とは別にまだまだビジネスになるバンドお見なされていたわけですね。
Side A
1. Til The World Ends
2. You Can Leave Your Hat On
3. Good Old Feeling
4. Mind Over Matter
5. Midnight Flyer ("Eli Wheeler")
Side B
1. Kite Man
2. Coming Down Your Way
3. When It's Over
4. Lean Back, Hold Steady
5. Yo Te Quiero Hablar
2,It's Like You Never Left/Dave Mason (Columbia) 1LP 100円
Blue ThumbからColumbiaに移籍しての一枚目の73年作、通算5枚目のアルバム。邦題は「忘れえぬ人」。ジョージ・ハリソン、スティーヴィー・ワンダー、グラハム・ナッシュが客演していることでも話題になった記憶が。
のめり込むほどには聴いてこなかった人ですが、Columbia時代の諸作はどれも好盤とという印象、一番聴いたのは「ライヴ~情念」、次が「スプリット・ココナッツ」かな。本当に久し振りに聴いた本盤、グラハム・ナッシュと絡みメイソンらしいくぐもったギターが聴ける1曲目からもうまるでディヴ・メイソンの世界で、ジョージ"Son Of Harry"ハリソンのスライドギターにもニンマリ、かっこいいインスト"Side Tracked"もいいアクセントだし、さりげなく配されるホーンアレンジも素晴らしいし、派手さは無くとも実に良く出来たアルバム、ですね。
1. Baby...Please
2. Every Woman
3. If You've Got Love
4. Maybe
5. Headkeeper
6. Misty Morning Stranger
7. Silent Partner
8. Side Tracked
9. The Lonely One
10. It's Like You Never Left
4チャンネル専用のインナー・スリーブ、4チャンネルを再生する各社のコンポーネントが紹介されています。東芝、ソニー、サンヨー、アイワや日立の製品も掲載されています。
よく聞いたのですが......
あれって位相を変えていたのかな?
あまりのめりこみはなかったです。
このメイソンのジャケット中世の絵のようなお顔に見えますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA