Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Greasy Truckers Party

2008年01月10日 | 60's,70's Rock
1,Greasy Truckers Party/Man,Brinsley Schwarz,Hawkwind, Magic Michael(EMI) 3,688円
年末になるとどこの音楽系のブログでも「今年のベスト盤」的なものをやっておられますが、私はほぼ中古専門&音盤の購入動機が不純というか様々(単に聴きたいってだけじゃなくて、単に安い、ジャケがいい、救済等々)なものでどうも選出が困難で。

とはいいつつ、私の2007年再発大賞が本盤と思わず云いたくなる快挙のCD化。年末ギリギリになっての入手だったので遅ればせながらですが。

72年2月にロンドンのラウンドハウスで行われたチャリティ・イベントのライブ盤、もとともは72年にLP2枚組で出たものですがこれがCD3枚の拡大盤となって、マンが3曲追加の5曲、ブリンズレイ・シュウォーツが10曲追加の15曲、ホークウィンド9曲追加の11曲にボリュームアップ。

73年に東芝盤を購入以来、この3組のベスト・パフォーマンスが聴けるライヴ盤として長い間聴き続けてきた超が付く愛聴盤。イアン・ゴムが加入して5人組になった絶頂期のブリンズレイ、2本のギターがくんぐほぐれつ、ウネウネと今で云うジャムバンドの如き長尺演奏を続けるマン、"Silver Machine"のヒットの余韻も冷めやらぬ頃のデイヴ・ブロック、レミー、ロバート・カルバート、ニック・ターナーが在籍する最強布陣でスペイシーなヘヴィサイケをぶちかますホークウィンド。こんなバンド連中の当日残された全演奏が聴けるようになったのですからもう狂喜です。

とりわけの狂喜はブリンズレイ。ライヴ録音はBBCものくらいしかないのですが、"Country Girl"で始まり"Surrender To The Rhythm"で終わるここでの演奏は正にベスト・パフォーマンス。ブリンズレイはこれを聴かなきゃ始まりません!と言い切りたくなるほどの演奏です。

本盤の詳細はこちらをご参照くださいませ。

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2 コメント

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まさに (Jahking@管理人)
2008-01-11 07:36:49
待望の正規CD化ですね。ブリンズレーもマンもホークスもこれで知った思い出のアルバムでもあります。

しゃきしゃきしたフェンダーギターにオルガンが絡んでニック・ロウの美メロが。もう夢見心地です。
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> Greasy Truckers Party (通りすがり)
2008-01-10 23:32:00
待望のアルバムです。
早速、注文しました。
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