1,Love is All We Have to Give/The Checkmates,Ltd. (A&M) 1LP 300円
そのその昔、このアルバムは「黒い涙」の邦題でキングから出ていました。当時はメンフィス・ソウルこそがソウル・ミュージックという時代だったためでしょう、B面が当時の大流行り「ヘアー」のメドレーとかでこれだけでもう聴く前からもう鼻も引っかけなかったのを思い出します(単なるガキのツッパリですね(笑))。
フィル・スペクターの関連作と知りLPを買ったのはその後随分と時が経ってこちらのリスニング態度もいくらか柔軟になってから。とはいえ、スペクター音痴の私はやはりそれほど聴かずいつの間にか手放していました。
ということで、久し振りに手にしたコレ。さすがに今聴けばこれはポップアルバムとして大いに楽しめますね(今更かい! って我ながら苦笑しますが)。
そこはかとないウォール・オブ・サウンドにソニー・チャールズではないもう一人のボーカリスト、ボビー・スティーヴンスの塩辛いボーカルのタイトルソングに先ずは惹かれます。これはもうまるでライチャス・ブラザースの再来って感じの曲ですね。
Side A
A1 Proud Mary
A2 Spanish Harlem
A3 Black Pearl
A4 I Keep Forgettin'
A5 Love Is All I Have To Give
Side B
The Hair Anthology Suite 20:00
B1 Ain't Got No
I Got Life
B2a Prelude
B2b Theme
B2c Postlude
Let The Sunshine (Overture)
B3a Prelude
Aquarius
B4a Prelude
B4b Theme
Let The Sunshine In / Ain't Got No (Finale)
B5a Prelude
B5b Postlude
Sonny Charles & Checkmates Ltd - Love Is All I Have To Give.
The Checkmates LTD. - Proud Mary
Sonny Charles & The Checkmates - Black Pearl
2,For the 1st Time/Gene Lynn (Legus Dorporation) 1LP 300円
このジャケットからてっきりマイナーなソウルシンガーのアルバムだと思い購入。
うーん、出てきた音はピアノトリオをバックにしたジャズ系クラブシンガーのアルバムでした。
調べてみると情報は極めて少なかったのですがセントルイスを拠点に活動していたシンガーで自らクラヴを経営して歌っていたのだそう。本盤はその自主制作のようです。
Side A
A1 Come Back To Me
A2 Tomorrow May Never Come
A3 Rest of Your Life
A4 Sunshine Of My Life
A5 Make it Easy on Yourself
Side B
B1 Had Somebody Before You
B2 Georgia Rose
B3 Got You Under My Skin
B4 You Will Be My Music
3,Mr.C's Blues in the Groove!/Willie Cobbs (Mina) 1LP 108円
古くからソウル/ブルースを聴いている方には懐かしくないですか、コレ。P-VineやVivid Soundが立ち上がった70年代後半、それに続いて80年代の初めに立ち上がった黒人音楽専門のレーベルMINA Records、添田秀樹さんが主宰していたのかな。「M-1005」という番号からするとこれはその5枚目に当たるようです。バイザー・スミスとかジョニー・ダイアーそしてこのウィリー・コブスのLPを買った記憶があります。
で そんな懐かしいウィリー・コブスのLPがこんな値で打ち捨てられていて何とも悲しく救済しておきました。このMINAレコード、輸入盤にライナーを添付したものと独自で編集制作したものと有りましたが、このコブス盤は日本独自制作もの。
マジック・サム、あるいはオールマンズ、ジョン・メイオール等でお馴染み"You Don't Love Me"のオリジネイターがこのコブさん(但し、本盤に入っているのは71年の再録もの)。1962年から1984年までの録音を集めた内容で、これがコブさんの初アルバムになったもの。ジェリー・マッケインとかフランク・フロストを思い起こすような南部風味充分な泥臭いハープが印象的な人。初期ではダウンホームでいながらもR&B的なブルース、次第にファンキーにソウルフルになっていく過程が聴けるアルバムとなっているようです。ブルースマンでいながらもR&B/ソウル的な資質を持っているのがこの人の個性ですね。
YOU DON'T LOVE ME - Willie Cobbs [Ruler 900] 1960
Willie Cobbs - My little girl [RULER]
そのその昔、このアルバムは「黒い涙」の邦題でキングから出ていました。当時はメンフィス・ソウルこそがソウル・ミュージックという時代だったためでしょう、B面が当時の大流行り「ヘアー」のメドレーとかでこれだけでもう聴く前からもう鼻も引っかけなかったのを思い出します(単なるガキのツッパリですね(笑))。
フィル・スペクターの関連作と知りLPを買ったのはその後随分と時が経ってこちらのリスニング態度もいくらか柔軟になってから。とはいえ、スペクター音痴の私はやはりそれほど聴かずいつの間にか手放していました。
ということで、久し振りに手にしたコレ。さすがに今聴けばこれはポップアルバムとして大いに楽しめますね(今更かい! って我ながら苦笑しますが)。
そこはかとないウォール・オブ・サウンドにソニー・チャールズではないもう一人のボーカリスト、ボビー・スティーヴンスの塩辛いボーカルのタイトルソングに先ずは惹かれます。これはもうまるでライチャス・ブラザースの再来って感じの曲ですね。
Side A
A1 Proud Mary
A2 Spanish Harlem
A3 Black Pearl
A4 I Keep Forgettin'
A5 Love Is All I Have To Give
Side B
The Hair Anthology Suite 20:00
B1 Ain't Got No
I Got Life
B2a Prelude
B2b Theme
B2c Postlude
Let The Sunshine (Overture)
B3a Prelude
Aquarius
B4a Prelude
B4b Theme
Let The Sunshine In / Ain't Got No (Finale)
B5a Prelude
B5b Postlude
Sonny Charles & Checkmates Ltd - Love Is All I Have To Give.
The Checkmates LTD. - Proud Mary
Sonny Charles & The Checkmates - Black Pearl
2,For the 1st Time/Gene Lynn (Legus Dorporation) 1LP 300円
このジャケットからてっきりマイナーなソウルシンガーのアルバムだと思い購入。
うーん、出てきた音はピアノトリオをバックにしたジャズ系クラブシンガーのアルバムでした。
調べてみると情報は極めて少なかったのですがセントルイスを拠点に活動していたシンガーで自らクラヴを経営して歌っていたのだそう。本盤はその自主制作のようです。
Side A
A1 Come Back To Me
A2 Tomorrow May Never Come
A3 Rest of Your Life
A4 Sunshine Of My Life
A5 Make it Easy on Yourself
Side B
B1 Had Somebody Before You
B2 Georgia Rose
B3 Got You Under My Skin
B4 You Will Be My Music
3,Mr.C's Blues in the Groove!/Willie Cobbs (Mina) 1LP 108円
古くからソウル/ブルースを聴いている方には懐かしくないですか、コレ。P-VineやVivid Soundが立ち上がった70年代後半、それに続いて80年代の初めに立ち上がった黒人音楽専門のレーベルMINA Records、添田秀樹さんが主宰していたのかな。「M-1005」という番号からするとこれはその5枚目に当たるようです。バイザー・スミスとかジョニー・ダイアーそしてこのウィリー・コブスのLPを買った記憶があります。
で そんな懐かしいウィリー・コブスのLPがこんな値で打ち捨てられていて何とも悲しく救済しておきました。このMINAレコード、輸入盤にライナーを添付したものと独自で編集制作したものと有りましたが、このコブス盤は日本独自制作もの。
マジック・サム、あるいはオールマンズ、ジョン・メイオール等でお馴染み"You Don't Love Me"のオリジネイターがこのコブさん(但し、本盤に入っているのは71年の再録もの)。1962年から1984年までの録音を集めた内容で、これがコブさんの初アルバムになったもの。ジェリー・マッケインとかフランク・フロストを思い起こすような南部風味充分な泥臭いハープが印象的な人。初期ではダウンホームでいながらもR&B的なブルース、次第にファンキーにソウルフルになっていく過程が聴けるアルバムとなっているようです。ブルースマンでいながらもR&B/ソウル的な資質を持っているのがこの人の個性ですね。
YOU DON'T LOVE ME - Willie Cobbs [Ruler 900] 1960
Willie Cobbs - My little girl [RULER]
スペクターの偉大さを今一つ解さない音痴な私には本盤がスペクターの仕事としてどうだったのかは分かりませんが、単純にポップアルバムとして今は楽しんでいます。
サバービアがらみで再評価になった時に気になりCDを購入しましたが、嫌いではないものの、あまり聴いていません。同じポップな黒人白人混成グループならfoundationsとかjay and the techniquesの方が好みです。やはりスペクターサウンドか?
でもこれを機会に聴き直してみたいと思います。