Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jazz LP's

2006年10月05日 | Jazz
引き続いてジャズのLPを。相変わらずの安物買いです。

1,The Best of Eddie"Lockjaw"Davis with Shirley Scott(Prestige) 1LP 800円
Fantasy傘下になる以前の紺レーベルものが半額セールで見つけたので。
この二人が組んだ5枚のアルバムからそれぞれ1曲づつをピック・アップした編集盤。アーネット・コブ、バディ・テイト、コールマン・ホーキンスにロックジョーという4本のテナーが咆哮する「Very Saxy」が一番の聴き物でしょうか。シャーリー・スコットのピラピラした音色のオルガンは相変わらず(それが売りなんでしょうが)でやっぱりどうも馴染めません。

2,same/Music Inc.(Strata East) 1LP 900円
チャールス・トリバーとスタンリー・カウエルが組んだMusic Inc.これが一枚目でしたっけ。セシル・マクビー(b)、ジミー・ホップス(ds)と組んだカルテットに13人のホーン陣が付いた豪華な編成。このホーン陣のメンバーが凄くてビックリします(が、ソロは残念ながらなし)。空気を切り裂くようなトリバーのペットに流麗なカウエルのピアノ。いや、最高の70年録音。

Strata-Eastと云えば何といっても「Clifford Jordan in the World」。何故かこれだけ復刻されていなかったのですが、今月ついに正規初CD化盤が紙ジャケで出るようです。待ちに待ったCD化(というかLPでさえ正規再発は無かった)。これはいいですよー。一曲目"Vienna"を聴くと遥か昔、通いに通った吉祥寺Megを思い出します。

Music Inc


3,Evolution/V.A.(Luv N' Haight) 1LP 300円
クラバー向けジャズ・ファンク・レア・グルーヴ・コンピの古典。詳細はこちらで。

Evolution


4,New Bird:Hi Hat Broadcasts 1953/Charlie Parker(Phoenix Jazz) 1LP 300円
シールドがこのお値段。あららです。サイド・メンに地元のミュージシャンを従えてのボストンのクラブThe Hi Hatでのライヴ。冒頭にN.Yからボストンに移ったというあのシンフォニー・シッドのMCが入り音質は良好、53年ということもあって長尺の演奏となっています。
Side A
1,Nows the Time
2,Ornithology
3,My Little Suede Shoes

Side2
1,Groovin' High
2,Cheryl
3,Ornithology Recorded Dec.19&20,1953

Hi Hat Bird


5,Bird's Eye Vol.6/Charlie Parker(Philology) 1LP 300円
レアな放送録音ばかりを変質狂的(?)に出しているイタリアのレーベルからのパーカーのシリーズ6枚目。CDでは10数枚、いまではCD-Rプレスとなって恐ろしい枚数が出ていると聞いたことがあります。
本盤は1951年のフィラデルフィアのBeteran's Hospitalでのライヴ5曲が目玉。そのほか、48年ちょ50年のライヴを収録。11分のものと6分のものとパーカーのインタビューも入っています。
It's Not Hi-Fi Bird but It's Hi Bird!だそうです(つまり音質はかなり苦しい)

動くパーカーはこちらで。

Bird's Eye6

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