栃木県のMINI(ミニ クーパー)専門店 ガレーヂ ジャム デザイン ブログ 「整備記録簿」

since2004 MINI&旧車専門店です。整備や商品案内、日常の事を書いています。

Tさまミニ、エンジン編 その2

2012年07月12日 | 整備記録簿

エンジンをバラした時には、必ず交換する部品。

それは、オイルポンプ。切り子が入って絶対に傷だらけになっています。

全てのトラブルの元。

ハイキャパのオイルポンプを組みました。新品ですが、いったんバラしてバリを取って洗浄して取り付けます。

ハイカムを組み込む前に

タペットも交換。鏡面加工されオイルが抜ける様になっている物を使用。

下のパーツは、ハイリフトロッカーのサポートの下にかませます。

なぜかと申しますと、チューニングヘッドって圧縮比を上げるのに数ミリ削ってあります。この分ヘッドが薄くなってます。でもプッシュロッドの長さは変わっていません。この状態でハイリフトロッカーを組んでも、理想的な角度でバルブをスイングアームが押す事が出来ないんです。なので、面研したヘッドの分だけスぺーサーをかませてあげると言う訳。(これも大切です。)

ハイカムを組みこみ、強化ヘッドスタッドボルトも組みこみ(ここ大切)

 

ハイカムを組んだのでタイミングチェーンをダブルの調整式に。

高回転&バルブスプリングが強化されたヘッドにはタイミングチェーンはダブルに。

反対側に

まるい分度器くっ付けて

バルブタイミングもキッチリ出します。

ここが大切。

慎重、丁寧に作業します。

つづく。

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