エアコン修理のマーク2ワゴンのつづきです。
オーナーからすれば、エアコンが効かないのは辛い。
しかし、エアコンよりも重要な故障箇所を発見してしまいました。発見してしまった者の責任として、オーナーに相談。修理する事になりました。
写真では、解りにくいですけど、カムカバーから激しくオイル漏れしてます。
一番オイル漏れが多い場所ですけどね。エンジンの上なので、ココからもれるとエンジン全体がオイルだらけになります。
何が問題になるかと申しますと、エンジンが汚れる事は勿論ですが、ファンベルト類などのゴム製品はオイルでおかされます。ベルトが滑ったり切れたりします。そうなるとウォーターポンプが駆動されなくオーバーヒートやオルタネーターが回転せずにバッテリーあがり、エアコンも効かなくなります。
この程度ならまだマシ。オルターネーターとかエアコンのコンプレッサー本体が壊れる事もあります。そうなると結構な修理費用になります。点火系にオイルが漏れるとオイルで漏電してエンジン不調やエンジン停止になります。これらの部品もオイルでおかされてダメになります。
一番最悪は、マフラーに漏れて・・・・。
そうなる前に、発見したら早めの交換が一番安上がりです。
このマーク2のエンジンV6で横置きなんで、一番面倒な部類に入ります。よって大体の車屋さんはやりたがりません。ディーラーなら間違いなく乗り換えを勧めます。大体10年10万キロ過ぎると起きる故障なので。
面倒な作業が多い(笑)当店では、普通に治しますよ。
カバー外して、フロント側のバンクの3発は簡単にアクセスできます。
問題なのは、リア側のバンク。インマニの脱着が必要になります。
インマニ、エアークリーナー、スロットルボデー、各配線、スロットルボデーに行っているクーラントホース、各バキュームホース、各ステー、点火系一式などなと沢山取り外します。
ちなみにカムカバーも写真では外してあります。
これが取り外した、カムカバーの裏側。V6なので2つあります。
写真左側の黒い丸いパーツはプラグホールのオイルシール。
このバーツはカムカバーに圧入されており、抜けないようにロックされています。
純正ではオイルシールだけの交換は出来ないようになっており、カムカバーごとの交換になります。オイルシール交換すればまだまだ使えるんですけどね・・・。
カムカバーごとの交換だと結構な費用になります。
しかし、実はこのオイルシール、社外品で存在するんですよ。ディーラーではこういう部品使えないから(メーカーの看板背負っているので純正パーツしか使えないのは仕方ないですね)高い修理費用になってしまいます。
当店の考え方は、使えるものはとことん使うなので社外のオイルシールを打ち替えて対応します。
ちなみに、このオイルシールがダメになると、プラグがオイル浸しになって漏電してエンジン不調になります。それでも放置すると高価なダイレクトイグニッションコイル自体を壊します。
カムカバーパッキンも交換して逆の手順で組んで終了。
オイルの漏れて汚れたエンジンルームも洗浄しました。ゴム製品をこれ以上、ダメにしない為に。
エアコンの修理はブロアレジスターというパーツ。
これの他に、もう一つ使っているのでそちらも交換です。
オートエアコンなので、お金が掛かっていますね。
手動式なら、針金がくるくるとコイル状に巻かれた抵抗なので安いんですけどね。
18万キロ走っているんで、いろいろ壊れますがまだまだ絶好調です。
ちゃんとメンテすれば車なんで20万キロは余裕。
30万キロいけると思いますよ。
ミニのエンジンなんて、半端なく耐久性高いです。
じつは、まずエンジンオーバーホールなんて必要ないくらい磨耗しません。
カリカリにチューニングしてあれば別ですけどね。
よく、エンジンオーバーホール済みって言って売っている車。本当かな?って思ってしまいます。
オイル漏れの修理しただけの気がします。
ちなみに、今回マーク2で修理した内容。
ミニなら、1/5以下の手間の作業です。部品も安いし。
ちょっとでも不安に思ったら是非相談してください。相談するだけじゃ、料金なんて発生しませんから(笑)