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ジャズサックス「ハーブ・ゲラー」のレコード紹介です。♪~♪
ジャズサックス「ハーブ・ゲラー」のレコード紹介です。♪~♪
妻ロレインを白血病で失い、翌年NYへ進出!
勢いの無い演奏、その後リーダ作が無い!
渡欧移住、ジャズ界から遠ざかり・・・
一句
“亡き妻と 失くしたジャズの ニューヨーク”
⑥『ジプシー』(59)
《Gypsy/Herb Geller》
ハーブ・ゲラー(as)、ハンク・ジョーンズ(p)、
《Gypsy/Herb Geller》
ハーブ・ゲラー(as)、ハンク・ジョーンズ(p)、
サド・ジョーンズ(tp)、スコット・ラファロ(b)、
エルヴィン・ジョーンズ(ds)、バーバラ・ロング(vo)。
《Herb Geller Blog紹介》
《Herb Geller Blog紹介》
④『The Herb Geller Sextet』(55) №4 西海岸!カラッと軽く《ハーブ・ゲラー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
⑤『Fire In The West』(57) №5 №5 妻の病!勢いが・・《ハーブ・ゲラー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
メンバーに注目、まずジョーンズ3兄弟。
エルヴィンの変則ドラムはここでもフォーカス。
ベースのラファロは、B.エヴァンスのファースト・トリオに加入。
若くして自動車事故死するラファロのベース。
エヴァンスとのインタープレイは史上的遺作。
当⑥は以前と別格、ゲラーの異色作といえる。
ピアノレスであったり、「気がふれた?」と思えるような演奏が。
最愛の妻を亡くした後遺症か?と思ってしまう。
ミュージカル「ジプシー」一色のアルバム。
パーカー丸出しの勢いは見られず、ゲラーの存在感は薄い。
こんな穏やかな・頑張らないゲラーが好きではあるが。
こんな穏やかな・頑張らないゲラーが好きではあるが。
妻ロレインを白血病で(58年)失い、ゲラーは翌年にNYへ進出。
当⑥を録音するが、「パッ」とせず勢いがない。
その後リーダ作は無い。
一句
“亡き妻と 失くしたジャズの ニューヨーク”
60年代渡欧移住するがジャズ界から遠ざかってしまう。
勢いある夫婦共演から、変わり果てるゲラー。
残したレコードが彼のルーツを物語っている。
♪~♪ 妻ロレインを失ない、穏やかな演奏のゲラーをお聴きください。