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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 カリプソ一色、スウェーデン《(Uruguay)ヘクター・ビンガート(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ヘクター・ビンガート」のレコード紹介です。~♪
 
極寒スウェーデン、一揆に猛・極暑に。
南米ルグアイ、のカラーに塗りたくる。
リプソの艶歌&リズム、馬鹿乗りまくり。
 
一句
 “カリプソや 猛一変 スウェーデン”


①『エル・エンクェントロ』(82)
《El Encuentro/Hector Bingert》
ヘクター・ビンガート(ts,fl)、ドン・メンザ(ts,ss)
ジェン・スカファー(g)、ケル・オーマン(el-p)、
ティディー・ウォルター(b)、ジョセ・ルイス・ペレツ(ds)。
 
《Don Menza(ts) Blog紹介》


「ポロン・ポロン・ロ~ン」。
と、ウクレレの音が風にのり・そよぐ。
夕陽を浴びるパームツリーが、重たそうに風になびく。

このジャケットの景色。
まるで、ワイアンが聞こえてきそうな。
そんな想いを巡らすレコードではある。

ここは、ウェーデン・ストックホルム。
市内の某録音スタジオである。
ジャケットのような景色とは、ほど遠い所である。

タイトル『EL ENCUENTRO』。
(スペイン語:出会い)。
出会の二人は、テナーのビンガート&メンザ。
南米ルグアイ&北米US出身のお二人。
ウルグアイはブラジル南方の国、ビンガートとドラマーの出身国である。

スェーデンは誠実・情熱のジャズの国。
と、いつも書いているが、今回は色のメンバーである。

極寒のスウェーデンで、南米&北米が出会う。
現地の方と共に、南米リプソでのりまくる。
ここには、1ミリたりともスウェーデンらしきジャズは無い。
 
 一句
 “カリプソや 猛一変 スウェーデン”

ビンガートのテナーの音が、まぁ~いこと。
「がさがさ」のかすれ音質で、泣き散らす。
まさしく、ソロプレイは泣きの泣き・鳴きである。
 
これ又、ウルグアイの強襲ドラムが凄まじい。
かすれ艶歌の節回しに、リプソで馬鹿乗り。
まるで、艶歌のカリプソ版である。

推しの曲は「Ska Vi Dela?」。
ウルグアイので染めまくり、カリプソ馬鹿乗りです。
 
♪~  南米・北米&北欧の方々が、ルグアイ・リズムで馬鹿乗りします。


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