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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 教則本か?これも巧さだ《ハル・スタイン(as)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ハル・スタイン」のレコード紹介です。~♪
 
東海岸で活躍する、人プレーヤー。
アクも癖もなく、リーダー作はこれ1枚
音楽学校の教に転職、まさに納得のプレイ。
 
一句
 “アルト吹き これも巧さだ 則本”


①『&ウォーレン・フィッツジェラルド』(56)
《Hal Stein & Warren Fitzgerald》
ハル・スタイン(as,ts)、
ウォーレン・フィッツジェラルド(tp)、
ボブ・ボロウ(p)、アルフォンソ・コットン(b)、ポール・モチアン(ds)。

《ハル・スタイン参加アルバム ブログ紹介》
①『Broadway1954 /Al Cohn』(54)
№1 人生!Z.シムズ・命《アル・コーン(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

さて、このアルト&ラッパの方。
殆ど目に・耳にする方ではない。
まずは、じっくりと耳をらし演奏に聴き入る。

どうも西海岸の方では・・・。
と思い、データを見ると。
レーベルは「Progressive」、R.ヴァンゲルダーの録音。
 
となると、海岸で活躍する方だ。
国内盤だが、流石に録音が良い。
音の腰が強く、プッシュする力&生々しさが際立ってる。

アクもなく、もないプレイだ。
スピード感溢れるテンション、もない。
特に艶がある音、でもない。
乗り乗りなグルーヴ感、もない。

少し強めの明瞭な音質が立ち上がる。
規律正しい音が、流れ・連なっていく。
則本どおりのアルト吹き、ってとこか。
 
テナーを吹く2曲を聴いてみると。
アルトより、よっぽどテナーが難とも思える。

ラッパのフィッツジェラルドが酷い。
普通に々と、清々しい音が流れていく。
楽しさも・緊張感も、特にある分けでも無い。
 
東海岸で活躍する人プレーヤのお二人。
それを知ると、なるほどと納得するプレイだ。
お二人揃って、刺激が無い分けでも無い。
だから、BGMジャズのイージーさはないのだが。

スタインのリーダー作は、これ1枚で終った。
60年に音楽学校の師を本業に。
これまた、納得のルーツだと思います。
 
 一句
 “アルト吹き これも巧さだ 則本”
 
♪~  東海岸の白人プレーヤーお二人が、「るんん」快適に飛ばします。


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