8月末から入院していたお袋が
静かに静かに息を引き取りました。
死亡広告を出す前にも関わらず、200人にも迫る弔問のお客様を見れば、改めて故人の人脈の大きさと、分け隔てない付き合い方が見えて来た。
気丈な性格故、自分の弱った姿を見せたくない思いと、みんなに迷惑を掛けられない思いから、病気療養の事実は極一部の人にしかお知らせしていなかったのだが
玄関先で泣き崩れる方、何故知らせてくれなかったと怒り出す方、世の中終わったようなものだと言われる方、意外だったのが子供が多かった事、道行く子供達に声を掛けていたようで、お袋の前で泣きながら離れようとしないお子さんが居たりと、都度都度泣かされて泣かされて疲労困憊です…
自宅前を散歩する犬に与えるジャーキーを切らさず、見付けたら呼び止めてジャーキーを与えてたお袋。きっと犬達の中でも悲しんでいる子達が沢山いるはず。散歩途中で我が家へ曲がる交差点に出れば、我が家方向へ向けて飼い主を引っ張り、困り果てた飼い主が自宅のチャイムを鳴らす事もあったっけ(^_^;)
野球が大好きで、と言うより一生懸命な野球少年が大好きで、息子そして孫の野球が終わった今年の夏も1人で球場に出掛け、後輩達を応援してたようです。
ここちゃん♪ここちゃん♪とみんなに親しまれ愛されて、いつでも笑顔で元気なここちゃんは、微笑みを浮かべるような表情で旅立ちを待っています。
自分としては、15年に渡り母親代わりに孫の子育てに人生を捧げてくれた事に申し訳ない思いと感謝の気持ちしかなく、何一つ親孝行らしい事をしてあげられなかった事だけが悔やまれて悔やまれてなりません…
ここちゃんはここから居なくなっても
みーんなの心の中で生き続けるんだよ♪
泣きじゃくる子供に語り掛けながら
自分にもそう言い聞かせました(合掌)
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