孔雀

2006-09-18 22:06:00 | トレイニーハウスと仲間たち
日曜日はトレイニーハウスのみんなでプールに行った。
ひろぉい庭に、プールがあって、白いリクライニングチェア(?)が並んでる、ちょっとハイソでセレブな感じのとこ(笑)。
プールサイドにクジャクがいた。
翼も合わせると3メートルくらいのやつ

泳いでたのは外国人だけ。
インドの人は一人もいなかった。
格差なのか、習慣の違いなのか。多分両方だろう。

夕方夕焼けを見ようと町を一望できるナルガール要塞へ行った。
ダリアの友達のインド人が連れて行ってくれると行ったところまではよかった。"だいたい10分くらいの距離だね"というから、6時に出発したのに、着いたのは7時半。そこに広がっていたのは、夜・景
シティーツアーで昼間に行ったことはあっから、その景色とのコントラストを思い浮かべて楽しんだ。

ゆかたが明日にも仕上がる わはは~い

ノープロブレム!

2006-09-16 22:34:33 | Weblog
ゆかた、裁断が始まった

生地が足りない分をなんとか作ってるので、和裁の分かる人には"ぷぷ"ってな感じだと思いますが、ぱっと見わからないはず。ヒントは、ゆかたは生地がオーバーラップして表から見えない部分がありますよね

変更しても何度も足りないと言われただけに"No problem"と言われたときにはものすごくうれしかったし、ほっとした。こんなに思いを入れて作ったものを"イチキュッパ"なんかで売るのはかわいそう過ぎる。これから服を買うときには、作った人のことも考えて買うことになりそう

今日は暗くなる前に帰れるかなと思ったけど、裁断のことでエキサイトしてて気がつけば7時。好きなことしてるときは残業もなんでもないんだな~

今から帰りま~す

トラディショナル ドレス

2006-09-15 22:37:32 | 仕事のこと、会社のこと
ついに念願のサリー&パンジャビーをGET
昨日スチットラさんサリー屋さんに連れて行ってもらった
見れば見るほど迷う
どんなに地味な色でもどうせ日本で普段着ることはないんだからと思って、思い切って強い日差しに映えるような、鮮やかなやつにした。サリーの選び方なんかわかんないよ~~
いつ着るんだ?っていうツッコミ禁止

写真のようなデコレーションを製作中。
マドラスチェック、ツイード、ドビー織りなんかが来年の夏に流行るんだって。でもその本に載ってた"次はこれが流行る"記事を全部合わせたら、織物全種類じゃない??って思ったけど

うちに来るバイヤーさんに、それとなく、インドの生地でゆかたを作っていることを話すと、結構いい反応が返ってくる。インドの生地でってのはおもしろいけど、売れるかは別の話、なんだろうな
使いたかった生地がavailrableではなかったので、生地を変更しなければいけなくなった
新しく選んだ生地は、インドっぽい織りにどことなく和のテイストのシックな柄。むしろこっちのほうがいいかもと盛り上がったけど、また問題が…
生地の長さが足りない。反物ではなくて、普通の生地から作るんだけど、サンプル用にストックしてる生地はせいぜいロングスカートかワンピースが作れる程度の長さしかない。選んだ生地は割と長かったけど、ゆかたを作るのにはちょっとだけ足りない…
パッチワークとかも考えたけど、そんなエキセントリックなゆかたかわいくないよな~って事で、模索中。
一筋縄ではいかないけど、どうしてもこの生地で作りたいっていう気持ちが強くなって、何とか知恵を絞っているところ。
できるといいな~

インド綿ゆかた

2006-09-13 22:59:58 | 仕事のこと、会社のこと
写真の生地でゆかたを作ります
もちろん作るのは私ではありませんが

デザイナーズルームのボスは社長の奥様。
おととい2週間のブランクを経て、出社。
日本から持ってきたゆかたに興味津々。
インドの生地で作ってはどうかという提案にもすぐ乗ってくれた

サンプルはターゲットのバイヤーさんの好みを考えて作るものだけど、
今回は、とりあえず作ってマネキンに着せ、興味を示しえくれるバイヤーさんがいるかみてみよう、ということで決定。

大まかに言うと型紙製作→裁断→縫製→仕上げ(刺繍等)の順番で既製服はできるみたいなんだけど、今日午前中にゆかたそのものを持っていったら、もう型紙はできた。さすがプロ
仕上がりがすごく楽しみ

ボスがいるということで、にわかに仕事が増えるわけで、
なぜか私が壁のデコレーションを変える担当になった。
私がファッションのことなんかさっぱりピーマンのペーペーであることをおそらくボスは知らない
ハンドステッチのみならず今日はミシンにまで手を出した。
上糸下糸通し方を覚えていたのは奇跡
業務用のミシンは進むの速っ

こんな感じで思ったよりどっぷり服飾関係。服飾の専門学校生の卒業制作みたいなことをしてる(推定)
何かを作るのは無条件に楽しいけど、全くの門外漢の作品をプロが評価するというのは末恐ろしいものがある。全力を尽くすのみ

空路

2006-09-12 23:30:11 | ここに来るまで
日本からインドは結構遠い。
一人でジャイプールにやってきてほんとにそう思う

とぼけたことに、直行便のチケットを買ったつもりでいた。
経由地があることに飛行機に乗ってはじめて気がついた。

その経由地はHONG KONG!香港なら一度行ったことがある
かなり気に入ってる街だ。
しかし、経由しただけで、飛行機から降りることもなく、見れたのはチケットを確認しに来たり、掃除をしに来たりした香港の働く人々だけ。
しょぼぼ~ん
荷物にシールをぺたっ。乗客にもシールをぺたっ。
空港だけでもいいから歩き回りたかった。

香港で半分以上の人が降りていって、その半分くらいの人が乗ってきた。
そんなこんなで2時間遅れの飛行機は無事デリーに着いた。

地球の歩き方にも載っていたが、デリーの空港では、手荷物預かり所の真ん中にツーリスト案内所がある。
そこに行ってホテルの手配を頼もうとしたのが夜の11時。
翌朝の6時にはジャイプール行きの飛行機に乗ることを告げると、
「ホテルに泊まるのはナンセンスだから、空港に泊まりなさい」との指示。
疲れていたからなんとかホテルを探してほしいと食い下がったが、結局探してはもらえず

深夜デリーに着いたら空港に泊まるのもよい、みたいな事が地球の歩き方にも書いてあった。
手荷物受取所にベンチがあり、そこは快適そうだった。
何より外から人が入って来られないから、安全だ。
日本人のバックパッカーもたくさんいた。

その選択は正解だったと、翌朝空港を出て思った。
国内線乗り場の案内表示もなく、路上には人がたくさん寝てるし、タクシーだホテルだの客引きがすごい。
公衆電話から国際電話をかけたら、インド人の兄ちゃんが「10ドル」だって言ってぼったくるし、まじ恐かった。
ほんとに先行き不安だった。
帰りもデリーに行くかと思うと憂鬱だ

デリーからジャイプールは搭乗手続き以外はスムーズだった。
ここでも飛行機が2時間遅れたけど、無事ジャイプールに着いた。
そして、ちゃんとアイセックの人が迎えに来てくれていた。ラッキー


夏休みということもあり、ジャイプールの日本人研修生の数は2ケタを数える。そして、夏休みも終わるということもあり、日本人研修生の帰国ラッシュが始まる。
日本に帰ったらすぐ学校。例えば梅田のど真中のハーゲンダッツでバイトしてた自分を思い出すと、ちょっと信じられない気が今はしてる
関空の免税店の前にハーゲンダッツがあったので、当分食べられないと思ってアイスを食べた。カルティエのブティックの前とは、なんともリッチな写真。そしてミーハーな私(笑)。
大阪の大都会に再び無事、順応できますように

週末の過ごし方

2006-09-11 22:21:55 | Weblog
会社の女の子たちが買い物に行くというので、
ついていって値引いてもらおうと思った日曜日。
前日友達と夜遅くまで出歩いてたダリアをなんとか起こして、
11時にトレイニーハウスを出た。
"半には着くよ~☆"とメールすると、
"ごめんなさい、体調が悪いのでいけなくなりました。楽しんできてね~"
って、ドタキャン

サリーとかパンジャビーとか、靴とかカバンとか、欲しかったのに

でも結局ダリアと買い物に行った。
ラジャスターン特産のらくだの革でできたサンダルなどを購入。
"観光客じゃない、ここで働いてるから相場は知ってる"
などと言って交渉。
結構いい買い物ができたけど、だんだん荷物が増えてきて
"たぶんうちらは、どこから見てもただのクレイジーな観光客にしか見えんだろうな"って言って笑った

3時にトレイニーハウスに戻って、サッカー組と合流。
インドでは運動する機会がないから、サッカーの試合をしようっていう催し。
近くの大学のグラウンドを借りて、研修生、大(?)サッカー大会が開かれた

試合には参加しなかったけど、ウォーミングアップには参加。
屈伸したら膝がポキポキ、
腰をひねったら背骨がポキポキポキポキポキポキ。
運動不足を痛感

インドの人にはあまり体を動かすという習慣がないみたい。
うちの会社の人もみんなベジタリアンなのに、
老若男女、ぽっちゃりした感じの人が多い。

やっぱり、体を動かすってすがすがしくっていい
みんな楽しそうにサッカーしてるから、ちょっと試合にも参加したくなったな

そのあとみんなでご飯を食べに行った。
レストランに居合わせた観光客の人と話しをしてて、
"パヒ ド フォンス"から来たというのはどうやら
"パリ ド フランス"のことらしいと気付くのに30秒くらいかかった。
"There is no such a expression in English"を連発してスペイン語を喋りまくっていたお姉さんの会話に、ポルトガル、ブラジル、スペイン、イタリア、フランス出身の人々が参加できていた。
これらの言語は似てるから、言ってることがわかる、らしい。

言葉って不思議だな

タージマハルに行って以来、見たいものは見ちゃった感があって、旅行に対して消極的になっている。研修生と話してるとたくさんの驚きと発見があるから、それだけで満足してしまっている部分もある。
それでも、せっかくインドにいるんだから、もっと色んなところを観にいっておかないとなとも思う
旅行はもっぱらついていくだけで、今までは企画なんかした事なかったけど、企画するのもおもしろそうと思いつつ、改めて地球の歩き方を読んでみている。土曜日が休みだったらちょっと遠くまでいけるんだけどな~

見返り美人

2006-09-09 23:13:09 | Weblog
昼休みにゆかたを着せてあげた
みんな大はしゃぎ

写真うpしました。
インドの人も浴衣が似合う

インドの生地でゆかた作ったら売れないかな~
なんて、素人ながら思う。
そんなのほかに見たこのないし

来週提案してみよう
実はもう生地は探してあるんだ


同じ月を見ていた

2006-09-08 14:49:11 | トレイニーハウスと仲間たち
昨日は満月。そして部分月食。
会社の人が11時15分から始まるよって言ってたから、
トレイニーハウスの屋上でみんなを誘ってお月見
真ん丸い月が欠けていくのがはっきり見えた
タージマハルの次くらいに感動

雨が降らない砂漠の州で見る月。
遠くの日本でも同じ月を見てた人がいるかな

満月の朝に生まれた。
中国語でjiao jie的月亮は、白く明るく光る月っていう意味。
そういう名前をつけてもらったから、月にはちょっと思い入れがある

この話を会社の人にしたら、ヒンディー語で"月の光"って意味の"チャンドニー"っていうあだ名をつけてくれた。チャンドニーはほんとに女の子の名前として使われてるらしいそういう題名の映画もあるみたい。

月食はゆっくり進んでいく。
月を眺めながら、みんなとたくさん話せた。
日本には"雨"にまつわる言葉がたくさんあり、フィンランドには"光"にまつわる言葉がたくさんある。その言葉を話す人達にとって、大事な言葉は種類も多い。
ヒンディー語では"昨日"と"明日"は同じ単語。"おととい"と"あさって"も同じ単語。時間にまつわる言葉が少ないなんて、これにはかなり納得

"皆既日食"と"オーロラ"もいつかみてみたい

ひらがなカタカナ

2006-09-07 15:01:53 | 言葉の発見!
この商品は、クりンクル加工により独特のプりーツが施されております。このプリーツを保つため…中略…両端をねじリ二つ折りにして…以下略

今日の朝一の仕事は洗濯指示タグの文を直すこと。
ちょっと笑ってしまった。
たまに合っているのが不思議だ

Japanese alphabetを教えてといわれて、
ひらがなの50音表を書いてから、
「私の名前を日本語で書いて~!」とのリクエストに
カタカナの50音表を書くはめになり、
ひらがなとカタカナの使い分けについての説明に悪戦苦闘するはめになること、2回。
学習能力がない


昨日は大阪からアイセックメンバーが7人うちの会社を見学に来た
そして昨日のトレイニーディナー@mochaは研修生+アイセックメンバーの日本人だけで15人くらいいて、日本の居酒屋にいるみたいだった

これはチャンスということで、スワッティーハウスの研修生たちみんなの親指に「チ」って書く罰ゲームを決行。もちろん私も。それも油性マジックで。

「日本のコメディアンが困ったときにとりあえずチッチキチーって言って親指立てんねん、そしたらお客さんどっかんどっかん笑うねん。こういうのテンドンって言うねん」と解説。まぁ、多分大体あってる。

国際色豊かな研修生たちで「チッチキチー」をやったら、
けっこうウケた
みんなノリよくってうれしかったな

今週は金曜日しか日本人バイヤーさんが来ない。
ついにソリティアかマインスイーパーに手を出しちゃうかも


暗闇のタージ。絵本の世界みたいだと思った

品質管理

2006-09-05 22:24:06 | 仕事のこと、会社のこと
インドの人は人を待たせるのは平気でも、
人のことは決して待たない。
そんなことでいらいらしてたらここでは生きていけませんが、ちょっと言いたい。

この間来られたバイヤーさんとのやり取りを思い出す。
送られてきた商品の色が、指示した色と違うことを指摘したら
「ジャイプールの天気は毎日変わるから、染物の色だってそれくらいは変わる」みたいな開き直り発言うちの社長がしたそう。
そのこと自体は済んでしまったことみたいなんだけど、あえて掘り返して注意していた。
社長は不適切な発言だったことを認め、謝罪の言葉も言ったけど、
それでもまだ、時間が短かったこと、1回目と2回目の注文ではその色だったのに3回目で変更になり混乱したことなど、言い訳をしていた。

時間が短かろうと、3回目の変更だろうと、注文に正しく答えるのが仕事。そういうことを言い訳にするのを日本人はすごく嫌がる。
品質管理に対していい加減に考えているとみなされることは、この上ないマイナスイメージであることを、インドの人にわかってもらうのは難しい。日本とインドが仕事をするとき、そこがネックになるのではないかと思った。
もちろん国にかかわらず、衣料品にかかわらず、すべての仕事でこの点は大事なんだとも思うけど。

インドの人はけっこう簡単に謝る。
それで、わかってくれたんだ~と思って安心したらダメ。
大抵は謝っているだけ。直そうという意識がない。
何でも安請合いするけど、結局できなくて謝って終了、って言うパターンが多い。そもそもできる見込みがないことまで引き受ける。

一くくりにして評価するのはよくないのはわかっている。
でも、15年も日本を相手に商売をしてきた社長がそんなことを言っているのを聞いて思った。考え方の違いは大きい。
のんびりして気にしない気にしないって感じの雰囲気を変えろとは言わないけど、せめて仕事の場面でどう振舞ったら得か、どういう振る舞いはするべきではないか、そのことはインドの人に気付いてほしいなと思った。

今日お昼のあとすぐサンプル制作室に行ったら、スチットラさんはじめ、おばちゃんたちがみんな寝ていた。
ビーズを縫い付けたりするとき、机の上だと転がっていってしまうから、普段から床にマットを敷いてその上で作業をしてるんだけど、そのマットの上で、みんな仲良く昼寝してた。
んで、こっそり近づいて、添い寝w。

ヒンディー語だから何言ってるかは分からないけど、いつも楽しそうに話しながら作業してて、いい職場だなと思う。
家族のこととか、夕飯なに作るかとか、話してるらしいですよ☆。
明日も昼寝しに行こっかな~♪。

プシュカルの写真をうpしたよ。山の頂上にお寺!