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児童虐待の回復からの戦いを制する 其の42

2021-03-24 00:29:13 | 日記
僕は精神科病棟に長い間入院していたので、唯一心を許した友だちは病棟で出会った患者さんしかいなかった。だから今女性が多いが多くの健康な人達に出会い、ようやく健康的な関係を作れるようになった。精神科病棟と言っても開放病棟で、外出も自由だったので入院中にも関わらず、パチンコ店に入り浸ったりやりたい放題だった。病棟の看護師もいい加減な人が多く、カップルがいくつも出来て昼間からラブホテルに出かけている人もいた。

それまでの大学病院の入院はとても厳しく、酷い症状の患者さんも多かったが総合病院では症状が軽い人が多かった。けれど自死した人は多く7人くらいの人が亡くなって行った。それは僕には他人ごとでは無く辛い思い出として残っている。でも僕は辛くても自分の人生に悲観したことはない。自死以外でも精神的に病んでいるにも拘らず、一流企業に就職して無理をして寝たばこで火事になり、煙に撒かれ亡くなった人もいた。このように周囲の人間が次々に死んでいき今でも思い出すと苦しくなる。

けれど自死は精神科では付き物なので、受け入れるしかない。精神科病棟では、多くの個性的な男女に出会い僕も仕事に就いて同僚に病棟で出会った人達の話をした事があるが、いったいどこでそんな人たちに出会うのか不思議に思われていた。精神科病棟で出会ったとも言えず、とにかく僕も変わり者に見られていた。でも今は女性が多いが健康な出会いが増え楽しい日々を過ごせるようになって来た。けれどコロナ騒動で出会いの場も限られ人の温もりが恋しい毎日が続いている。僕はとてもお喋りなので、電話相談でも利用しないと精神の安定が保てない。今は美容室に行きたいのとネイルサロンにも行ってみたい。僕は女性にしか関心がないが、ある女性にはブログの文章は典型的に男性向きの文章だと言われた。やはり僕は男だから男らしい文章になるのだろう。


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