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児童虐待被害からの回復の戦いを制する 其の31

2021-03-21 18:43:13 | 日記
僕と双子の弟との関係について考えてみる。彼は僕が生まれた時から母親の姉つまり未婚の叔母の家に養子に出て行った。だから今でも弟とは会う機会もないし交流を図りたいとも思わない。彼には奥さんと女子大を出た二人のお嬢さんがいる。

大学も出てずっと教員をしている。けれど彼も愛情をもらっていない。弟を育てた叔母は母をひどい目に遭わせ人格障害にした女性だ。どこからそんなひどい苛めの感情が湧くのか調べたいが、母は自分の事も言葉に出来ないし、叔母も他界している。そんな叔母と暮らした弟もワーカホリックの典型だ。また学生時代からナンパ人生と話すように、恋愛依存でもあるようだ。

弟は心理学を嫌いスピリチュアルな世界の深みにハマり、以前会った時は幽体離脱をして宇宙から地球を見た、と真顔で話していた。弟は有名大学を出ていると自慢していたが、本質が見抜けずまた苦しみも多い。でも若い頃はスポーツカーを乗りこなし、僕には眩しい世界の人だった。僕には原付が1台あるだけで工場で働きながら共依存仲間とだけ庇い合っていた。親友だと思っていた友人も自死してしまったし、身近な人が次々と亡くなって行った。

そんな中僕は生き残った。プロレスが唯一の支えだったが強い男になりたくて、そんな見本になる人を探していた。けれど強い男などいないと解った。でもしなやかに生きている男ならいる。強さは女性の方がある。そんな生活をしている僕を弟は完全に見下していた。自死をした友人の話をしたら弟は物凄く怯えた。意気地のない奴だとその時思った。

僕には誰一人味方はいなかった。その時期精神科で出会った人しか友人がいなかった。病棟は共依存が蔓延し今でいえばACが沢山いた。僕の一番親しかった男はアルコール依存症を父に持つ女性だった。やはりAC同士は惹かれ合う。

後もう15年以上前、女性精神科医がプロレスラーってみんなACじゃないの、と話していたが初代タイガーマスクは過食症だったし、藤波辰爾はインタビューに答え自分がACだとカミングアウトしている。登山家などもそうだ。危険と言うスリルを味わう事で心の空虚感を埋めている。このようにAC概念は多くの事柄に応用できる。回復には時間が掛かるがこころの健康には欠かせない概念だ。


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