鈴木 照雄 ~陣ヶ森窯ブログ~

近況や展覧会情報を提供中

師走

2013年12月10日 | 展覧会情報

12月に入り、寒さも一段と増してきました。

当方は今月初めよりドイツ、アイルランドに出張しておりました。

両国ともに北海道よりも緯度が高く、寒さも厳しいものでしたが、東北の寒さはさらに風が冷たく、気温よりも体感温度はさらに低いように感じます。

そんな寒さの中、父も来春の展覧会に向け、着々と準備を進めております。

来春は昨年同様に、自宅にて谷様との展覧会をGWに予定しています。

当方の「GW全てを手伝うのは大変なので、期間を短くしてくれ」の声を全く無視してくれ、GW中いつでも楽しんで頂けるよう毎日行うと張り切っておりますですので、皆様、何卒、御楽しみに御待ち頂ければと思います。

年末を向かえ、寒さと共に忙しい毎日が続くかと思いますので、どうぞ御自愛下さいませ。


鈴木照雄の焼物と谷由起子の布展

2013年03月25日 | 展覧会情報

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鈴木照雄の焼物と谷由起子の布展

4月29日(月)-5月6日(月) 午前10時―午後5時

会場・栗駒陣ヶ森窯
宮城県栗原市栗駒片子沢浦の沢7-1
電話 0228-45-6770
http://www8.ocn.ne.jp/~kurikoma/

豊かな自然を背景に、鍛えられた身体能力を持つ人から生まれる手仕事には、美が宿ると私は思っています。鈴木照雄さんの焼物とH.P.Eのラオスの布は、豊かな自然と鍛えられた身体能力から生まれた仕事である、という点が共通です。大きな違いは、ラオスの人たちは生まれた環境が彼らを鍛えましたが、鈴木照雄さんは自ら選んで自ら鍛えたという点です。意識をしていても、それを超えて身体を鍛えれば素朴で健康な美を生むことは可能であると、鈴木照雄さんと出会って私は発見しました。栗駒の陣ヶ森窯に来られれば、きっと共感していただけると思います。
谷由起子(H.P.E代表)

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鈴木照雄の焼物 左より海鼠釉湯呑・黒釉急須・白掛茶碗

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谷由起子の布 絹絞り刺繍ストール



青山 蔦サロンでの展覧会の御礼

2012年11月24日 | 展覧会情報

先の青山 蔦サロンでの展覧会では、多くの御厚意、励ましを頂き、ありがとうございました。

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今回は未完成のままにしていた「蛇窯」をようやく焼けるよう整え、二回焚いて臨みました。

二度とも窯後部の温度が上がらず、残念にも今後に課題が残りました。

しかしながら、今までの連房式登窯と比較し、より自然な趣きに焼けたものもあって、これからの手掛かりともなったかもしれません。

過度の変化や“味”を狙うのではなく、より深みのある自然体のものとなっていく仕事を願っての作業と考えています。

どうぞ今後とも、御覧下さり、見守って下さいますよう、宜しく御願い申し上げます。