ジノログ

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異色の経歴で食品サービス業界に飛び込んできた男。スシロー好調の秘密に迫る

2021-06-06 17:46:24 | 日記

 

 

ども、ジノです。

 

 

今回は回転寿司のスシローを。

実はスシロー、コロナ禍にも関わらず、直近半年での売上が過去最高の業績となった。

さらに海外進出をも加速させている。



 

定番のネタはこだわりにこだわり抜いたもの。




最近では、回転レストランと言われるほど様々なジャンルの食べ物が、提供される回転寿司屋。

そんな中でスシローは、定番のマグロやハマチに力を注いでいる。

これは定番のものが1番食べられているのだから、そこで「美味しい」と思われたらお客さんは、また来てくれるという考えのもとらしい。

マグロは1匹全て買い上げ、本当に美味しい部分だけ寿司として2貫100円で提供し、ハマチは切り方や新鮮さにとてもこだわっている。




コロナ禍でも動じない強さはそれまでの試行錯誤による経験によるもの。




コロナ禍にスシローの商品でヒットしたものがある。

手巻き寿司のセットだ。

この商品はコロナ禍になる前に1度売り出していたが、その時はあまり売れ行きが良くなかったようだ。

それが、おうち時間を大事にするようになり、需要が高まった。

それから店内で食事を楽しむ際も番号札を機械から受け取り、席に着いて食事ができる。

会計時もセルフレジにて精算を済ませることができるので、店員との接触はほぼない。

こうした、コロナ禍以前から商品の開発や店内の快適な仕組み作りなどが、コロナ禍でも直近半年が過去最高実績になったことに繋がったのだと思う。




スシローの社長は水留浩一氏だ。

 

 

東大を卒業し、広告業界の電通を経て、企業再生支援機構、そしてスシローへやってきた。

企業再生支援機構にいた2010年には経営の神様、稲盛和夫氏と共にJALの再建を担った人物だ。

実はスシロー、社名をスシローグローバルホールディングスから、FOOD LIFE COMPANYSに変更している。

タイ、韓国、台湾、香港、シンガポールと海外進出も加速させている。

日本国内においても都内型として新宿に出店、亀有駅にお持ち帰り専用店舗を作るなど、従来のロードサイド店舗だけでなく、新しいステージに挑戦している。

どんな状況でも動じない試行錯誤を繰り返す姿勢はコロナ禍でも続けられている。



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