今日も一人で毒を吐く

定年を迎えて誰とも話しのできないこの時間を、社会に向けて、自分の備忘録として、色々言いたい放題発信します。

学生に戻った気分で学びを始める

2019年12月01日 15時55分46秒 | 生活
世の中に向けて毒を吐きたいことは山ほどあったのですが、今再び学生になった気分で机を並べて学びを始めたjisan-basanです。

このブログで毒を吐き始めた頃に、アドバイスを最初に頂いたのが色々な所に出掛けてみるということでした。
そう、引き籠っていちゃボケるだけですからね。
グチグチぼやいていると、益々家人にも嫌われるし、居場所が無くなりますな。
そこで、9月から大学の正規講座を聴講するようにしました。
それも自分の分野と何ら関係ない薬学系と創作系をね。




いや、思った以上に楽しいですよ。
分からなくて当たり前。自分のプライドも恥も捨てれば、ミニテストで間違っても落ち込んだりしませんな。(実はかなり落ち込んでいる)
学生と同じ立場で学びの時間を持つワクワク感と緊張感は思わぬ生活のハリを与えますな。
一番いいのは、単位を落とされる心配をしなくて良いということですな。
但し、学生さんの大切な学びの時間を邪魔してはならないということで、質問も
講義のクレームや中断させるような行為が無いように申しつっておりますが。
ナニナニ、そんなことしませんよ。 うずうず・・・。


嬉しいことに、学生証が発行される、図書館が使える、学食や生協が使える。
若い学生さんの楽し気な会話や様子を毎日のように浴びれる訳ですな。
(実際は週1回ですが)
特に若い女学生さんが、共に勉強していると思うと心弾みますなぁ~。
分からないことをあれこれ相談し合っている姿に、割って入りたい衝動を抑え、
全く授業で分からないところを聞きたい気持ちも抑え、ひたすら空気と化しております。



勿論、彼らはきっと奇異に見ているに違いない。
でも、マナーのつもりか、はたまた関わりたくないのか誰も声を掛けてはくれない。
まぁ、仕方ない。それでも幸せな気分で、この1日がとても楽しみになっております。
ただ、悲しいかな、寄る年波には勝てないとつくづく絶望的になるのが、圧倒的な
記憶力の差ですな。
言い訳はしたくないが、兎も角、薬や身体のあらゆる部位の名称、さまざまな医学的
名称が途方もなく次々に出てくるのです。
流石に、覚えたと思った矢先に消えてしまう脳細胞にガッカリですな。




最近心底出来の悪い学生の心情が理解できます。
覚えたはずのものがちっとも出てこないと、どうか当てないでくれと思わず思ってしまいます。
実際、私は空気なのだから当たるはずもないのだが、明らかに教師は私を意識しておる。
と言うことは、こっちの目が泳いでいるとこを感ずいておられるのだろう。
教室の後ろや端に陣取りたいと思っても、最近の学生は後ろから座っていくので
私が結局前の方に座ることになる。
あぁ・・・お願いだから空気のままにさせておいてはくれまいか?




毎回の教師とのアイコンタクトが、いささか辛くなってきjisan-basanです。