室生龍穴神社 宇陀市室生 1297番地
古記によれば、光仁天皇の(770~780)(後の桓武天皇)の病気平癒を祈るため、室生の龍穴で祈祷が行われた結果玉躰の安預けるを得られたということでその頃すでに霊験あらたかな神として知られていたと考えられます。9世紀前半にはすでに祈雨の神として崇敬されていた 神域には龍穴と呼ばれる洞穴があって、いまでも雨ごいの行事が行なわれています。現在の祭神は、高靇神だが、拝殿には「善女龍王社」とある。
社頭
連理の杉 弘仁9年(818)祈雨のため遣使『日本紀略』貞観9年(867)正五位下『三代実録』
神宮寺は室生寺であり、(桓武天皇)が御病気に罹られた時、浄行僧をして室生の山中で延寿の法を修せしめられたところ、御病気が平癒された。その後に賢憬が仰せをうけここに山寺を創建したとある。室生寺ははじめ延寿の法を修する場であつたが、やがて八世紀末に龍穴神の宮寺の性格をもつ寺として創建されたものと考えられる。古来より当社は室生寺の支配下にあつて、祭祀は主として仏式で行なわれたようである。
神饌殿
扁額
拝殿
本殿
本殿
天岩戸
龍穴
龍穴
招雨瀑