観音寺 香芝市田尻351
詳しい創建年は不明ですが、寺伝によると建武年中(1334?36年)に一宇を建立し、河内国芹生谷に祀られていた観音像を当寺へお迎えしたとされています。また当寺は「身替り観音」で知られますが、由来は、元弘元年に楠木正成がこの地へ身を隠すことになり、そこに坂田真之亟が正成公を討ち取りに攻め現れ、1本の矢が正成公の胸を貫いたが、不思議に一滴の血潮も流れず、何の傷痕もなかった。正成公は観音寺の本尊へ拝すると、観音像の左胸から血が赤黒く流れていた。上記の伝えから「身替り観音」や「矢除観音」と呼ばれるようになりました
楠木正成
本尊
役行者
本堂
総拝所
花塚