マハロ1ヶ月
いつもちょっと泣きそうな顔で
兄弟の中でもちびっ子だったのに
元気に育ってくれている事に
日々感謝の気持でいっぱいです

今日もご機嫌マハロ君の散歩途中
道路工事のおじさん達が
声を掛けてくれました

人が大好きマハロは尻尾ブンブン見上げています

でもいつもと少し様子が違うみたい・・・

「足どうしたの?指ないじゃん」
もう一人の人が「身障者だな」
更に「レトリバーは頭がいいのに可哀相だな」
マハロがだらんと下がった尻尾で私の顔を見上げます

指がなかったら何が違うの???
幸せじゃないの???
私は人の事を言えるほど立派な人間じゃないし
欠点なんか数え切れないほどあるから
きっとおじさん達は完璧な人達なんだね…
「マハロはカッコいいよ!頑張ってすごいよ!!」
ちょっと寂しく見上げる顔に
そう話しかけて「さぁ!行こう」と
元気な声で前を向いて歩きました。
五体満足に見えても
心が病んでいるかもしれないし
誰しも些細な事かもしれないけど
何かしらの障害を抱えて
頑張っているんだと思います
私がどう言われようと構いませんが
自分のパートナー達を傷つけられる事は
本当に心が痛みます

犬だから猫だから言っていいのか・・・
犬だって猫だって
人と生活をしていれば
人の心を敏感に感じ取るようになります
言葉のニュアンス・表情・態度…
どうか心ない言葉で
傷付けるような事がないように
自信を失うことのないように
気を配ってあげてください
マハロは一瞬凹みましたが
強い心でまた前を向いて歩き出しました

私にとっては誇りに思う
尊敬すべきパートナー達です

私も彼らを見習って
優しく強い心を持てるように
頑張りたいと思います
