楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

タイの家づくり~基礎~

2012-02-18 20:39:48 | タイの家づくり

チェンマイのわが家の家づくりの、これまでの軌跡をまとめてみました。

工事のはじまったのは、今年の1月20日です。

土地の広さは、ちょうど600平米です。幅20メートル、奥行き30メートルです。

 

周囲にフェンスを設けて、いざ開始です。柱を建てる場所に穴が掘られていきます。

 

はじめは大量動員です。全部で15人くらいですかね。

 

    

掘った穴に、柱になる鉄筋を立てていきます。

バナナの葉っぱを柱に結び、「柱立ての儀式」も同時に行われました。

 

向こう側(右隣り)に見えるのは、建築中のお隣さんの家です。2階建てです。

実はわが家の左隣には建築会社があり、向こうの家は、そのお隣さんの会社が建てています。

ライバル意識があるんでしょうか?それとも、相手にしていない?

 

基礎づくりの段階に入りました。

 

この段階からミキサー車が投入されました。

基礎の部分にコンクリを流し込んでいるところです。

 

鉄筋の柱にコンクリートをいれて固めていきます。

固まるまで木の枠がはめられています。

 

ちなみに床は地面よりちょうど1メートル高くなるように設計しています。

さらに地面そのものも土を盛って、お隣さんより70センチほど高くしています。

そのため、並みの洪水なら、まったく影響が出ないだろうと思います。

 

基礎の部分にはシロアリの駆除薬を撒くためのワイヤーが敷設されます。

黒いのがそれです。

 

玄関側から見たところです。家の大きさが大体想像できるようになってきました。

平屋ですが、205平米あります。

 

さて、再びミキサー車の活躍する時です。床になる部分にコンクリを敷きます。

 

コンクリの下がどうなっているかが分る写真です。

鉄筋コンクリートでできた「床パネル」が敷き詰められており、さらに細い鉄筋が

その上に格子状に張ってあります、その上にコンクリートが入れられます。

 

コンクリが入れたあと、こんなふうに床の部分をピッタリと平にします。

ずっと後になりますが、この上にタイルが敷き詰められて床が完成します。

タイでは木のフローリングもありますが、掃除のし易さを考えて、わが家はすべてタイルにしました。

 

これは玄関側から見た家の中心部です。

手前が玄関、その奥がリビングになります。リビング部分の幅は6メートル、

奥行きは10メートルです。

もし2階建てだったら、中央部に柱がもう2本必要だろうと思います。

平屋のメリットのひとつは、柱が少なくても広い部屋を作れることです。

 

近所のPさん(建築屋さん)によると、すでに屋根の鉄骨と瓦が現場に運び込まれているそうです。

おそらく、この後は屋根の工事に入るのだと思います。同時に壁づくりも間もなく開始されるはずです。

ここまでにかかかった時間は3週間ほどです。

 

※使用した画像は、建設会社のHPにアップロードされている写真をPCにディスプレイし、

それをビデオカメラで写したものです。残念ながら画質がものすごくわるい点はご容赦ください。

今度社長に会ったら、画像データをもらって来ようと思っています。

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
建設会社のHP (トトロ)
2012-02-19 07:43:56
建設会社のHPにここまで掲載されるってすごい!
ここまでやってくれる会社だと、たしかに信用できますね。

まだまだ先の話ですが、僕たちがチェンライに家を建てる(建て直す)ときも、床は多少なりとも高くしようと思っています。
洪水対策も多少ありますが、むしろ通風のためを考えています。
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いいですね~ (アオチンチン)
2012-02-19 12:33:52
いやぁ、画像を見てると、自分のことのようにワクワクしますね(笑)。
夢に近づいている感覚が本当に伝わってきます。
うちは、コンドーの中を本当にスケルトンの状態にして(そこまではめちゃくちゃ早かった(笑))、そこからがほんと~~~に長かった。
でも、終わってみたらあっという間という感覚ですから、今年の竣工が終わって、
落ち着いた頃には一度足を運ばせていただきたいと思っています。

とりあえず、相手はタイ人です。
気を抜かず、日本人なりの細かいチェックをしてくださいね。
マイペンライで済ませられないことがあるというのを教えてやってください(笑)。
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トトロさんへ (うさぎ)
2012-02-19 16:01:08
コメントありがとうございます。
遠くにいても建築工事の進み具合を確認できるので、HPに写真があるのは結構なことです。もちろん同業者も見ることができますから、そんなにひどい工事はしないだろうという安心感も多少はあります。(もっとも、人の目なんか全然気にしてないのかもしれませんが・・・)

床は高めの方がよさそうです。社長によると、1メートル上げるのが、デザイン的にはベストと言っていました。通風のためには、もっと上げたいところですね。
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アオチンチンさんへ (うさぎ)
2012-02-19 16:17:06
タイの家づくりは日本の建築とは違って木をほとんど使わないので、まるで土木工事みたいですね。
私のような素人は、鉄筋の太さとか、目に見えることを気にしますが、本当はセメントに小石(砂)を混ぜる割合とか、微妙なところで柱の強度はかなり違ってくるらしいです。つまり、どれだけ腕のよい業者を使っているか、それがポイントのような気がします。でもこればっかりは、業界の内情が分からないわれわれには、運を天に任せるよりありません。

スピードに関しては、屋根や壁までは割と早く進むような気がしていますが、内装、仕上げ段階でブレーキがかかるかどうかでしょうね。契約通り9月に完成するかどうか楽しみです。ぜひ年内に遊びに来ていただけるようにしたいものです。
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