11/18 NHK盛岡放送局「おばんですいわて」のエンタメコーナーで
のんちゃんと片渕監督のインタビューが放送されました。
11/2盛岡での先行上映会前の取材のようです。
◆岩手へようこそという感じなんですけども、岩手の印象って・・・
のん 「せんべい、南部せんべいすごく好きです。」
片渕 「わんこそばは言わなくていいの?」
のん 「そうだ!わんこそばだ。思い出した!」
片渕 「さっき食べた・・」
のん 「さっき食べたんですよ。」
◆何杯?
のん 「えっと、36杯いきました!」
◆監督の片渕さんはのんさんの声がすずさんのイメージに
ピッタリだと感じたといいます。
のん 「主演という部分で、声優さんのお仕事で、
びっくりしたんですけど、原作を読ましていただいて
それで出来上がってる部分の映像を観さしていただいた時に、
是非やりたい、と思って・・・」
のん 「一番難しかったのが広島弁なので、あのその、
広島弁のイントネーションを日常的に使ったりして、
自分に馴染ませていきました。」
◆どことなくすずさんの雰囲気とのんさんの雰囲気が
なんとなく合わさるというか、しっくりくるという感情が湧いたのですが、
のんさん自身はいかがでしたか?
のん 「すずさんの、感情が湧き立った時に絵を描く感覚は
すごく共感しました。すごく素敵な女性だと思いました。」
◆片渕監督が特に拘ったのは戦時下のありのままの日常。戦争の悲惨さを
描く以上に、18歳のすずが送る日々の暮しと戦争を素直に見つめています。
片渕 「戦争中のドラマとか、構えちゃうんですよね。
だいたいこんなカタチで出てくるなと思って観てると・・・」
片渕 「こうの史代さんの『この世界の片隅に』は全然違う切り口で、
自分たちと等身大にどんどん世界が展開されていって
その中にいる主人公のすずさんが可愛らしくて、
戦時中の花嫁に似合わないような愛らしい感じで登場するんですね。
我々が見ても違和感がないというか、自分たちの世界の
延長で考えていけるみたいな・・・」
片渕 「いろんなアニメーションが日本で創られてるんですけど、
やっぱり若い人に向けて若い人をメインに据えたものが多いんですけど、
この作品はもっと広い、いろんな年齢層の人に観ていただける
日本のアニメーションの新機軸だと思うんです。」
◆岩手の方にメッセージを。
片渕 「70年以上前の世界を、我々の住んでるのと同じ世界の一部なんだ、
としてみていこうと思ってますんで、是非映画をご覧になって、
その世界を覗きに行っていただいて、そこにいるすずさんに
出会ってみてください。」
のん 「戦時下のお話ではあるんですが、すずさん達が普通に日常を過ごしたり、
生きていくっていう、普通でいることの幸せすごく感じられる作品だと思います。
皆様、是非映画館に足を運んで、観てみてください。」
この時期の放送は、ロングランに向けてのプッシュでしょうか。
ローカルとはいえ、NHKの推し姿勢はうかがえます。
全国放送枠でもお願いしたいところですが・・・・
追記:
以前話題になった岩手県復興動画ドラマ、先日制作発表がありました。
今企画に関しては、のんちゃん意外のキャストになったようです。
http://www.iwatefukkoudouga.jp/
※2話制作され、各ヒロインは被災地の宮古出身の女優さんと、
盛岡出身の一般の方のようです。
来年3月公開。こちらはこちらで意義があるプロジェクト。
のんちゃんに関しては、
別のプロジェクトでお目見えできるよう期待したいですね。では。