やまない亀井静香氏への妨害
2012年 12月 14日 13:07
【コラム】 <政治・政党>
高橋清隆
日本未来の党の亀井静香元金融相の政治活動への妨害がやまない。支配権力はこれまでも子飼いのマスコミを使い悪宣伝を繰り返し、与謝野馨氏や下地幹郎氏などにてこ入れし、分断工作を展開してきた。
16日投票の衆院選で広島6区には亀井氏のほか、小島敏文(自民・新)と花岡多美世(共産・新)が立候補している。尾道市内で会社を経営する亀井氏支持のある男性は、小島陣営の運動員に「政権を取ったらおまえの所、許認可しないぞ」とすごまれたという。
弁護士によれば、これは不法行為に当たる。「刑法的な犯罪ではないが、民事法的には許されない脅し。相手は怖さを感じるはず」と指摘する。
政策に詳しいある学者は、今回の選挙で竹中平蔵氏が亀井氏を落とすために暗躍していると報告している。05年の総選挙では、同区に「刺客」の堀江貴文を応援するため暴力団が送り込まれたとの目撃証言がある。
筆者が亀井候補の選挙対策本部を取材して表に出ると、見知らぬ車が止まってこちらを見ている。しばらく離れても、ずっと後を追ってくる。小泉純一郎氏の元秘書、飯島勲氏はかつて偽名で出した本で選挙の必勝術を明かしているが、その中に敵陣営の落ち度を探して警察に通報するというものがあった。勘ぐりすぎだろうか。
ホワイトハウスをはじめクレムリンや北京をも牛耳る支配権力が許したくないのは、伝統を守り戦争を避けようとする亀井氏のような政治家の活躍だ。その手下どもが総力で主権者国民勢力の台頭を阻止し、政治生命を奪おうと躍起になっている。
JanJanblogより
http://www.janjanblog.com/archives/87047