こういう記事があったが、もっとも、金をもらって、記事を書いたり、評論しているのは、マスコミ(新聞、TV、雑誌、評論家)だろう。
ーーーー
“本物の”ブラック企業が口コミサイトで悪口を書かれないワケ
Business Journal 2012年10月15日(月)7時18分配信
5年前、ある調査結果がネットユーザーの間で話題になったことがある。
PR会社のビルコムが、全国のインターネットユーザー400名を対象に「企業とブロガーの関係」に関する調査を実施し、2007年2月にその結果が発表された。それによると、企業が宣伝のためにブロガーにカネを渡す行為について、55.5%が「賛成」し、44.5%が「反対」だった。
企業が自社商品の推薦記事を書いてもらうために、ブロガーにカネを払う場合があることを41.3%が知っていた。もっとも、「知っていた」という人に尋ねると、「企業からお金をもらって書いている友人・知人の推薦商品(サービス)を信用するか」という質問に63.0%が信用しないと回答し、それが知らない人のブログなら86.7%が信用しないと回答している。
●日常茶飯事化したネット上での誹謗・中傷
それから5年以上経過してツイッターやフェイスブックも普及し、ネット社会はより複雑化した。企業がネット上のどこかで誹謗・中傷にさらされるのは日常茶飯事で、日本を代表する優良企業も例外ではない。
●総会屋より怖いネット
企業にとっては、昭和の時代、総会屋が発行していた情報誌に広告を出さないと、えげつない暴露記事を書かれた頃よりも恐ろしいかもしれない。総会屋雑誌と違って、ネット経由で誰でもタダでその企業の悪評にアクセスし、広められるからである。
では、どうすればいいのか?
時間が解決してくれることもあるが、一番良く効くのは、カネで解決することである。
●なぜか口コミが少ないブラック企業
今年1月に発覚した「食べログやらせ事件」では、飲食店が「ステルスマーケティング業者」にカネを払って、カカクコムの口コミサイト「食べログ」にその店の良い評判がゾロゾロ並んで点数が高くなるようにねつ造させていた。それとは評判の良い悪いが逆のパターンになるが、どちらも「レピュテーション・マネジメントのダークサイド(暗黒面)」を垣間見せてくれる。
ネット上の良い評判も悪い評判も、それが真実でもウソ八百でも、結局はカネ次第でどうにでもなる、ということなのか。
(文=寺尾淳/フィナンシャルプランナー)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121015-00000303-bjournal-bus_all