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▼ 「西部警察」ロケ事故で運転の池田努を書類送検

2004年08月23日 22時08分43秒 | 芸能
テレビ朝日系「西部警察2003」のロケで見物客5人が重軽傷を負った事故で、愛知県警港署は14日、スポーツカーを運転していた俳優、池田努(24)を業務上過失傷害の疑いで書類送検する方針を固めた。放送中止を決めたテレ朝の広瀬道貞社長(68)が急きょ名古屋入りし、負傷者に対する謝罪に奔走。加害関係者の苦渋は深まるばかりだ。

見物客を事故に巻き込んで謝罪した池田が、法的にも責任を問われることになった。

同署の事情聴取に対して池田は、「いいところを見せたくてアクセルを踏みすぎた。急発進後、車の後部が左右に振れた」と運転席での緊迫した事態を生々しく話している。池田が急にアクセルを踏み込んだため車を制御できなくなり事故につながった、とみられる。迫力のあるシーンに挑戦しようという高揚感が、安全面への配慮を麻痺させたのか。まさに“勇み足”だったと言わざるをえない。

同署では、撮影関係者からの事情聴取をほぼ終了。安全管理に不備がなかったかどうか、池田以外の撮影関係者についても今後、過失責任の有無を調べる方針だ。

一方、石原プロモーション社長で俳優、渡哲也(61)の謝罪会見から一夜明けた14日、テレ朝の広瀬社長が、急きょ単身で名古屋入りした。負傷者への見舞いと謝罪が目的で、現地に残っているスタッフと合流し、時間の許す限り病院を回ったという。

広瀬社長はこの日に組まれていた予定をすべて変更しており、「いてもたってもいられなくなったようです」(同局広報部)。けが人に対する今後の補償などについては「できる限りのことをしていきたい。全快に向けての協力は惜しみません」(同)とコメントしている。

★「続行を」の声殺到も、やはり制作中止
制作中止を発表した渡の13日夕方の会見以降、テレビ朝日には電話が殺到、広報部によると会見直後から14日午後6時までに約850件にのぼった。「なんとか続行を」「せめてスペシャル版(9月6日放送予定)だけでも…」といった内容で、「99%が続行を求める声。ここまで視聴者の反応が殺到した例は記憶にない」(広報部)。石原軍団や西部警察のファンとみられる40、50代男性が7割を占めた。

石原プロ側にも14日だけで、電話やファクスなど100件以上。「楽しみにしていたのに…」と電話口で泣き出す男性もいた。しかし石原プロは「気持ちは大変ありがたいが、渡が会見で申した通りファンにけがを負わせた責任は取らなくてはいけない。続行は無理でしょう」とコメント。2時間スペシャル版についても「白紙の状態で、テレビ朝日側に対応を任せている」としている。

石原プロモーション社長で俳優の渡哲也(61)や、舘ひろし(53)、徳重聡(25)、事故を起こした池田努(24)ら俳優陣は、13日中に名古屋を引き揚げ帰京。石原プロの小林正彦専務やプロデューサーらは名古屋に残り、引き続き負傷者への対応などにあたった。

★日本興亜損保はCM当分見合わせ
日本興亜損害保険は14日、渡ら石原軍団が登場するテレビCMの放映を当分見合わせることを決めた。同日、石原プロ側から「自粛してほしい」との申し入れがあり、受け入れた。同CMは毎週土曜日のTBS系ニュース番組でオンエアされていたが、16日分から自粛する。
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