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宮崎駿監督「ハウルの動く城」、ベネチア映画祭で上映

2004年09月08日 12時13分21秒 | 芸能
第61回ベネチア国際映画祭(イタリア)で5日夜(日本時間6日未明)、コンペティション部門に出品している宮崎駿監督の「ハウルの動く城」が公式上映された。

ベルリン映画祭で最高賞の金熊賞を獲得した監督の新作とあって注目度は高く、前日の記者向け上映には1000人以上が詰めかけた。日本公開は11月で、ベネチアが世界で初めての一般上映だ。約1100人収容の公式上映会場サラ・グランデも、若い観客らでほぼ満員となった。

魔女の呪いで90歳の老婆にされた少女ソフィーと美しい魔法使いハウルの恋物語。奇怪で巨大な動く城や様々な魔法が登場、テーマ性より娯楽に徹した作りで、上映中に何度も笑い声が上がった。終了後は多くの観客が立ち上がり、拍手が約5分間続いた。

「注目を浴びるのが苦手」という宮崎監督に代わりベネチア入りしたスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、「日本人が描いたヨーロッパがどれだけ受け入れられるか、私も宮崎も期待と不安があったが、多くの人に喜んでもらえてうれしい」と話した。

イタリアの女性2人は「宮崎アニメは全部見ているけど、これが最高傑作!」「幸せすぎて言葉にならない。宮崎監督が来ていたら拍手は2時間続いたはず」と興奮気味に話した。

コンペの結果は11日夜(日本時間12日未明)に発表される。
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